雲隠、この二文字から広がる想像は半端なく、本文がないことに衝撃を受けました。
源氏さまの旅立ちの場面、こう、なんと言いますか、力を入れて書きたくなるような気がいたしますところの本文なし、本当にすごい作品だと思いましたー!
これまでの千年。
これからの千年。
そのさきの千年。
想像もつかないような年数にしばし、思いを馳せております。
天国院……本当に造ってしまっていそうな気もしていますー!!!(´▽`*)
作者からの返信
びっくりですよね。まさかの本文なし。
普通書きたくなりますよね。
読者を泣かせようとエモーショナルにエモーショナルに描こうとしますよね。
そんなところを一切カット。
当時も騒然としたのではないでしょうか。
時代も文化も社会も移り変わっているけれど、なお読み継がれている超超ベストセラー。
千年単位で語ることのできる芸術なんてそうはありません。
同じ国の千年前の女流作家さまは大偉人ですね。
天国院。ありそうじゃないですか?(笑)
あれだけ恋しがっていた紫の上との再会はもちろん叶えてあげたいけれど、ミナサマいらっしゃいますからねぇ……。
でもこれ以上は紫ちゃんを傷つけてほしくないですしね。
そうすると、六条御息所サマがまた呪います?
藤壺の宮さまが眺めていらっしゃいます?
源ちゃん、どうしますかね? (^_-)-☆
空さん、ここまでお付き合いくださり本当にありがとうございます❢
諸説あるようですが、本文なしの演出、すごいですね!
波乱万丈の人生を長く描き、最後は本文なしで死(無)を表現する。
さすが先生です。
解説がないと、え、本文ないよ? 書き忘れ? ってなりそうですが笑
作者からの返信
恐らく当時問い合わせ殺到ですよね?
大人気の連載小説、待望の最新刊を手に入れたら本文がない。
えええええ?
ナニコレ?
何かの手違い?
編集の途中?
落丁?
書き写す女房のミス?
宮中大騒ぎでしたでしょうね。
そしてその手法は千年後の今でも想定外。
恐るべし紫センセイです。
あさみさん、【超訳】とのコラボ読み、本当にありがとうございます!
しかも何度も登場人物がかぶる奇跡✨
神がかってましたね(^_-)-☆
これだけさんざん世の女性たちを振り回してきた源ちゃんの最後が、まさかの本文無し。
読者の想像にゆだねると言う手法の最上級でしたね。
紫センセイも当時どんな反応が返ってくるかドキドキだったのではないでしょうか?
作者からの返信
本当ですね。
本文なしでタイトルのみで主人公の最後を表現するなんてよく思いつきましたよね。ここまで41巻もかけて彼の人生を描いてきたのに、普通なら微に入り細に入り最期の様子を書きたくなりますよね。
次巻第四十二帖【匂兵部卿】の冒頭が「光る君がお隠れになったあと……」で始まるんです。それだけなんです。
四十一帖【幻】の最後でお正月の準備をしてたんです。そろそろ出家をするだろうなとは匂わせていましたけれどね。
お正月の準備→タイトルのみの雲隠→お隠れになった……。
ええええええ? ってなりますよね。
当時だって大反響だったでしょうね。
話題もちきりだったでしょうね。
無月さん、ご兄弟そろって毎日のお付き合い、感謝しかありません。
タイトルだけで本分が無く、源ちゃんが亡くなった事だけが伝えられた【雲隠】には、きっと当時の人達もさぞ驚いたことでしょう。
天国へと旅立った源ちゃん。悲しいですけど、向こうには最愛の紫の上もいますし、案外楽しくやっているのではと思います。
作者からの返信
今ならネット炎上ですよね。
#本文なし とかね(^_−)−☆
へ?
はっ??
雲隠ってそれだけ?
落丁?
手違い ?
#死んだの?
#ワケわかんない
などハッシュタグの嵐ですよね💦💦
そうですね、天国で紫ちゃんとお幸せに。
他の女性陣……はどうするんだろ😅
無月さん、本当に毎日ありがとうございます😊
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
なんと本文なし!雲隠!
タイトルだけであとは読者の想像に委ねるとは流石先生です。
予想だにしていませんでした。
作者からの返信
叶さん、源ちゃんの最期がどうなるのか期待してくださってましたね。
想定外ですよね。
行間や余白で語るなんていいますけれど、本文なしとは……。
そもそも源氏物語って源氏に仕えていた女房の昔語りという形式をとっているらしいんですよね。だから源氏の出家のあとはわからないということなのかもしれません。
第三部で出家して何年かのちに亡くなったとさらっと記述があるらしいです。(まだそこまで読めていません💦💦)
いずれにせよ、紫式部大先生は恐るべし才能ですね。それは間違いない✨
叶さん、毎日のお付き合いありがとうございます😊
本文なし⁉️
タイトルだけで、源氏の最後を表しているとは。
最大の余白ですね!
すごい演出です!
源氏にとっては空虚、抜け殻、人知れず逝きたい……そんな感覚だったのを表したのでしょうか。
当時の読者も、あれこれ想像を巡らせたことと思います。
出家を決めてからは、引き際がいいといいますか、出家を決めた時には死を覚悟してたように思えます。
そして、フェイドアウトしていった感じですね。
源ちゃんも、なんだかんだお疲れ様でした。
ちょっとしんみりしますね💦
作者からの返信
タイトルだけで死の表現だなんて誰も思いつきませんよね。
普通あれやこれやと盛って盛って書きたくなりますよね?
解説書などを読むと『源氏物語』って源氏に仕えていた女房が源氏のことを知らない女房たちに話して聞かせる、という方式の小説なんですって。
となると、ひとりで出家しちゃったあとのことは女房にもわからないから最期の場面は語れなかったのかなぁとも思ったりもします。
それに、光り輝くスーパーヒーローの老い衰えてゆく姿は読み手も見たくなかったかもしれませんね。
源ちゃん、ヒトの何十倍も生きましたからね。
確かにお疲れ様でした(;^_^A
天国で紫ちゃんにちゃんと謝って仲良くしなさいよ、と見送りたいと思います。
……、でも天国にも藤壺の宮さまや六条御息所サマもいるわ。どーするかね、源ちゃん💦