そのお心に、何を想って旅立たれたのでありましょうか。
その心中はいったい、何色に染められていたことでしょう。
沢山の方々に慕われる中、やはり一番、源氏様にお心を残されたのではないかと思いました。
沢山悩まれ、迷われ、愛し、傷つき、それでもまた源氏様を想う。
「わかってるよ君のこと、ちゃんとね(だからって……この先は宿題ね)」
「だから心配しないで、大丈夫だから(君の方こそ、大丈夫か心配です)」
千年という月日を、ある意味一緒に過ごすことが叶ったのかもしれない、と思ったりもしております。
作者からの返信
空さん、ステキです!
現世では叶わない「千年一緒に過ごすこと」はこれから叶うのかもしれませんね。
紫の上の台詞も心の声も納得ですね。
うん。うん。言ってる、言ってる。思ってる、思ってる。
本当に本当にいろいろあったけれど、やっぱり想うのは源ちゃんのこと。
最期の最期まで紫の上には泣かされますね。
紫の上。あの源ちゃんの最愛の人とだけあって、本当に非の打ち所の無い人でしたね。だけどそれ故に、亡くなった時の悲しみは大きいですよ。
あの源ちゃんがここまでボロボロになるだなんて。浮気性でフラフラとしている源ちゃんでしたけど、紫の上がいたから自分を保てていたのではないかって気がします。
源ちゃんのせいで心を痛めることも多かった紫の上。本当はやっぱり、自分だけを愛してほしいって思っていたのではないでしょうか?と言うわけで、自分が思う紫の上が最後に想ったことはこれです。
「来世では私だけを愛してね」
半分くらい自分の希望が混じっています。一途になった源ちゃんと愛し合う紫の上を見てみたいので。
作者からの返信
結局は紫の上という「港」があるからこその源ちゃんの「恋の大冒険」だったのでしょうね。
紫の上に甘えて受け止めてもらえるから、あっちへふらふらこっちへふらふら💦
本当ですよね。
「私だけを愛して」
願っていたでしょうね。
叶わぬ夢でしたね。
でもこのあとの源ちゃんのあの悲しみ方からすれば生まれ変わったら「一途にひとすじに紫の上だけを」愛する源ちゃんもありだと信じてみたいですね。
ワタシの希望も混ぜさせてもらってもいいですか?!
ほんと、紫の上は最後何を思ったのでしょう。
源ちゃんへの想いは最後まであったと思いますが、きっと不満も山の用にあったでしょうからね。
私を忘れないで
と言うのはどうでしょう。ずっとあなたの想い人でありたいと言う思いと、他の女にうつつを抜かすのも大概にしろよと言う思いの、二つの意味を込めて。
作者からの返信
Don't forget me.Remember me.
うん。うん。わかります!
思ってそうですね(^_-)-☆
「うつつを抜かすのも大概にしろよ」
ホントね。生きているときにそのくらい言えたなら紫の上もここまで傷つかなかったかもしれませんよね。
紫の上さま、無月さんが代わりに言ってくれましたよーー!
あんなにいろいろあって耐えてきたのに、涙を流す源ちゃんを見て、自分がいなくなった後のことまで考えて心配するとは、紫の上の器の大きさというか、心の広さというか、もう最高の女性ですね! ホントに泣けてきます💦
。・°°・(>_<)・°°・。
源ちゃんも、そんなにボロボロになるほど、葬儀を夕霧が取り仕切るほどとは。
やっぱり、紫の上は永遠に自分の側にいるものと信じて疑わなかったから、ショックが大きかったんですね。
彼女がいるから安心して恋愛出来た、というのも変ですが、そういう気持ちでいたのかもですね。
紫ちゃん、明石の君との信頼関係もずっと続いていて、聡明な女性同士が相手を尊重してきたのも、歌からも良く伝わってきて感動しました。
花ちゃんとも友好な関係で、この女性たちの和歌のやり取り、素敵過ぎますね!(ノ_<)
孫にも慕われて。彼女を知る人は、皆彼女のことが大好きなんですね。
源ちゃん、良い人たちを選んだと、そこは褒めてあげたいです👏
今思うと、紫ちゃんにしても、一人で源ちゃんの浮気に心を痛めてるのは大変だったかもですね。明石の君や花ちゃんたちがいて、「彼女もきっと辛いだろう」と気持ちを共有出来たかも知れなくて、その点では一人よりも心強かったのではと想像しました。
まあ、集まってお茶飲みながら「まったくダンナってば!」「そうそう!」と愚痴までは言えなかったでしょうが(^^;;
もう紫ちゃんには「ご苦労様。お疲れ様でした!」です。
源ちゃんのことは、そうですね、きっと最後までなんだかんだ心配してたと思います。
心配になるくらい彼が泣いている姿を見られたら、多少は満足というか、今までのことは水に流せるくらいには思ったのではないでしょうか?
「あなたを置いていってしまい、ごめんなさいね」
↑これは最もですね!
きっと、最後までそういう想いでいたと思いたいです。
作者からの返信
源ちゃんはどこまでも自分の気持ち優先の俺様、紫ちゃんはどこまでも相手の気持ち優先でしたね。だからある意味うまくいっていて源ちゃんは紫ちゃんに甘えまくっていたと……。
「彼女たいるから安心して恋愛できた」
なんつー解説なんだと呆れながらもおっしゃる通りですね。
紫ちゃんに甘えまくった上での他の女子との恋愛でしたね。
紫ちゃんは他の奥さんたちとも見事に付き合ったのがエライですよね。
なんとなくね、源ちゃん取り合ったり、ナンバーワン争いとかしちゃいそうですものね。
拙作源氏パロディでも紫ちゃん、花ちゃん、明ちゃんには仲良くなってもらいました🎶もうね、3人でタッグ組んで源ちゃんをぎゃふんと言わせてやりたいくらいです(笑)。
あんなに傷つけられたのに結局は源ちゃんのことを想いやってあげられる紫ちゃんは人間できすぎです。そう育て上げたのは源ちゃんですけれどね。
自分の都合のいいように育てましたねぇ。
紫ちゃん、永遠なれ。
源ちゃんの歎きようを見せてあげたいです。
天国から見ているかな?