第18話 『ドナドナ』 

 やましんは、むかしNHKの『みんなの歌』で聞いて以来のファン。


 ショロム-セクンダさま作曲。


 もとは『ダナダナ』だったとか。


 牧場から売られてしまう仔牛を思って歌われたお歌。


 日本語の歌詞も必ずしも統一されてるわけではないようです。


 それにしても、悲しい悲しいお歌です。


 仔牛が売られる、という光景から、ここまで悲しいお歌が出来るものなのか?


 そうなのだ!と言われたら、そうなのですが。


 解る気も、すごくいたします。


 やましんは、むかしは、職場の方とカラオケにゆくこともありましたけど、『宇宙戦艦ヤマト』以外は、悲しいお歌か古いアニソンがレパートリーでして、歌い終わると完ぺき、浮いてしまったものです。


 そこにゆくと、合唱団の打ち上げでは、やんややんやと持ち上げてくれるので、楽しかったものです。



 なので、職場の懇親会は、苦手でした。 


 今は、どちらもやめてしまっております。


 そうした孤独な生活には、最高のお歌です。


 お風呂で、熱唱するのです。


 もう、最高です。


 天国に来たような気がするのです。




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