1. はじめましての黄緑赤青
スーファミの
前作である『スーパーマリオブラザーズ3』からの正当進化であるこの作品。
私がスーファミを手に入れたのは発売から半年後くらいとかだったと記憶しているのですが、まあやはり一緒に買ってもらった(買うではなく買ってもらう。まあ小学生ですからね。なにかイベントにかこつけて買ってもらったんだと思います)ソフトはこれでしたね。スタンダード。
いつもながらの横スクロールアクションではあるのですが、マリオのアクションとしてはいつもの『ダッシュ』『ジャンプ』に加えて、足下のブロックを壊せたり硬い敵を倒せたりする『スピンジャンプ』ができるようになっていたり、羽根を取ることで『マントマリオ』に変身し、空を飛んだりマントで攻撃したりと、前作よりもさらに多彩になっています。
そのマントマリオと並んで本作のもう一つのセールスポイントが、『ヨッシー』ですね。
今やマリオシリーズには欠かせない存在となっているへんてこな恐竜ですが、この作品が初登場です。マリオを背に乗せ大活躍です。
とにかくいろいろ食べます。敵でもアイテムでも。そして吐き出して攻撃。つよい。
基本のヨッシーは緑色なのですが、後のステージで出てくる『伝説のヨッシー』と呼ばれる赤、青、黄のヨッシーも存在しており、それぞれ火を吐いたり、空を飛んだり、着地の衝撃を起こせたりと、伝説の名にし負う能力を持っています。まあ、基本の緑でも、色に対応したノコノコの甲羅を口に含むことで能力を発揮できるんですけどね。デフォルトでそれが備わっている伝説。つよい。
さらに、ステージの仕掛けでもまた一工夫ありまして。
今回の冒険の舞台である恐竜ランドには、黄、緑、赤、青の四つの大きなスイッチが隠されていて、それらを押すことでステージ内にその色に対応したブロックが設置され、新たな道が開かれたりするのです。
同じステージでも変化を楽しみながら遊べるのです。たのしい。
さて、お気づきでしょうか。
黄、緑、赤、青。
ヨッシーの色と、ブロックの色。ついでに言うとノコノコの甲羅の色もですね。
これらの色、どこかで見ませんでしたか? ほら、手元とか……。
そうそう、コントローラーのABXYボタンですね。
スーファミのライトグレーにひときわ目立つ黄緑赤青。
ゲーム内のポイントとなる部分にまでその色を持ってきて、「ほら、スーファミってこの色だよ!」って洗脳してくれているんですねー。ローンチタイトルにそんな仕掛けまで入れる任天堂こわい。つよい。
……って勝手に考察していたのですが、本当のところはどうなんでしょうかね。
んん? ちょっと今よくよく考えてみると、もうひとつのローンチタイトルである『F-ZERO』の機体カラーもこの四色ですね!?
あーこれはやっぱり狙ってますよね、きっと。任天堂つよい。うまい。
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