みんなでお風呂に入ったならばっ!
珍しく前書きに登場いたします私、作者のクラゲんでございます。
今回、前書きとして現れた理由はですね。簡単です。
紳士の方々!お待たせいたしましたお風呂回ッッ!!それもなんと!なななんと!!今夜皆さま方に御見せいたしまするは、幼女の裸にございます!!存分に楽しんでいってくださいな!!(謎テンション)
まあ結局、私の文章力が低いので紳士の皆さんには歯がゆい思いをさせてしまうかもしれませんが、ご了承ください。
では、ごゆるりと…
ーーーーーーーーーー
はい、どーも。実況の駿河です。えー、現場の駿河さんがですね、今風呂に入る前の更衣室のようなところに来ております。
えー、こちらではまず服を脱いでいただき、これから入る風呂への準備をして欲しいですね。
今日は女将のタンタさんが気を聞かせてくれて、現場の駿河さんと、ティアと、メアの三人で入れる、人のいない時間帯を教えてくれたので、ゆっくりと堪能してくれると、いいですね。
えー、現場の駿河さん?
「はい、現場の駿河です。えー本日は」
「なぁ、さっきからあの人間はなにをやってるのだ?」
「ん……わからない……いただきますに次ぐ……感謝の言葉?」
はい、やめます。テンション上がりすぎて変な方向に走ってしまいました。申し訳ありません。
「じゃあ、着替えますか。」
「ほ、ほんとに脱ぐのか?」
「あるじが……いうとおりに…する…」
「俺が無理やりさせてるみたいに言うのはやめような?」
「違うのか?」
「…チガイマセン。」
なんだいなんだい!せっかく風呂に入れさせてやろうってのにさ!いいから早く入るんだよ!
「じゃあ俺は向こうで着替えてくるからな。」
「ん…わかった。」
「うん分かってないよね?なんで俺についてきてるの?」
「……?」
出たよ!この子また常識成分が足りなくなってるよっ!可愛いけども!可愛いけどもぉ!!
「おい、ティア。お前はこっちなのだ。」
「そうそう、メアの言うとおりだ。俺は向こうで着替えるから、二人ともここで着替えておくんだぞ。」
「ん…わかった。」
ふぅ、愛され過ぎるのも罪なものだ。
さて、ここまで来るのに一番の不安はなにかと言うと……実はこの更衣室に入る入り口にのれんが掛かっていなかったのだ。
まあだからといってなにがあるわけじゃないんですけどね!誰も入らない時間だって言ってたし!!あははははは!
「おい、人間がなんか笑ってるぞ…」
「だいじょうぶ……あるじはたまに……ああなる。」
ああってなに?ああってどういう意味なの?
「よーし、着替えたか~?そっちいくぞ?」
「ん…」
「おう、覚悟はもう決めたのだ。」
「さてさて、じゃあ本命のお風呂といきましょうかね……?」
「わかったのだ!」
「ん…」
ん?あれ?おかしいなぁ?なんでこの二人は全裸なんだい?タオル…渡したよね?
「あの、お二人さん?」
「なんだよ?早く入るのだ。寒いぞ。あとこっち見んな!」
「いや、なんでタオル巻いてないの?素っ裸だけど?」
メアは翼が生えているが、それで隠れるのは背中だけであり、前のほうはご開帳だ。
ティアもその透き通るような肌をこれでもかというくらい露出している。ていうか全裸だ。
「ん?裸になれっていうことじゃないのか?」
そんなこと誰も言ってないけど!?タオル巻いてくれなきゃダメだるぉ!
「そんなわけ……あ、無理、限界だ。」
ブブゥゥゥゥゥゥッッ!!
「お、おい?人間?どうした!?血が飛び出てるぞ!?」
「我が生涯に…いっぺんの悔いなし……」
「なんでこの人間は悟ったような顔になってるんだ!?」
あぁ、視界が霞む…意識が途絶えて……
「…いいのかこれ?人間の目が閉じかけているけど…」
「もんだいない…あるじは…こんな程度じゃ死なない…」
意識が途絶えて……たまるかぁ!!これから風呂に入るんだよ!ゆっくりと!そして幼女と!←ここ重要。
「さぁ、入ろうか…?」
「怖い怖い!風呂に入る前に棺に入ろうとしてるけど!?」
「大丈夫だ。気にするな。」
「周りの壁が真っ赤だけれど!?」
「ん……いいツッコミ……メア…」
「我はこんなキャラじゃないのだぁ!!」
いやいや、もう立派なツッコミキャラになってるぜ?
「悪いけど、風呂入る前に周りを拭かせてくれ。」
「ん……手伝う。」
「それ我も手伝わなきゃだめか…?」
そう固いこと言うなって。な?一緒にお風呂入ろうぜ?先に一人でとかやめよう?
●
「はぁ…なんで我が裸で掃除をしなきゃならんのだ…」
「いいだろ?風呂からの熱気で寒くもないし。」
「羞恥心の問題なんだ!」
「でもティアは恥ずかしがってないぞ?」
「ん…はずかしい……けど……あるじなら…」
「おい人間、ニヤニヤするな。」
おっと、どうやらにやけていたらしい。危ない危ない。こんなのまるで変態じゃないか。
「やっと拭き終わったのだ…もう風呂なんかいいから寝たいのだ…」
「せっかく来たんだから風呂には入れって。気持ちいいぞ?」
「ん…早く……はいる…」
ティアも待ち遠しいよな。よしよし。
更衣室から風呂場に入って、体を洗えるように椅子に座る。ちなみにまあまあ広い。種類はなくて、一つしか風呂はないが、なかなか大きくて何人も一緒に入れる大きさだ。修学旅行で泊まった宿に着いてる風呂を想像してくれ。あんな感じだ。
「よっし!じゃあまずは体を洗うぞ~!ほら!二人とも汗かいてるだろ?石鹸だ。使えい。」
「どうやって使うんだ?」
「……おなじく…」
「あぁ、知らないのか。こうやって手と手の間に入れて擦り合わせたら…」
二人に石鹸を渡して説明をする。二人とも知らないことには興味津々だ。ちょっと自分が先生になった気になり得意気になる。
あとから考えれば、幼女に教えてるので当たり前だがその時の俺は気付いていなかったのだ。
「ふおぉ……泡が!泡が出てきたぞ!」
「ん…!……あわあわ…してる……」
あわあわしてるってどういう単語なんだ…こんなところで天然アピールか?可愛いじゃないか、このやろう。
「よしよし、泡立ってきたら今度はそれを体に擦り付けていけ!」
余分なタオルがないので手でやるしかない。
「むん、こうか?ほほぉ!これは気持ちがいいのだ!全身ぬるぬるなのだぁ!」
「ん……ん……」
注意:体を洗っているだけです。
「ぬるぬるが気持ちいいのだぁ!ティアも洗ってあげるのだぁ!」
「ん……あわあわ……」
「ここを…こうなのだ!」
「んぅ…っ!ん……ん……」
注意:体を洗っているだけです。
「ティアも我を洗うのだ!」
「ん……おかえし…んっ……んっ!」
「うひゃあ!それはずるいのだぁ!ひゃうんっ!?あ!ダメなのだ!あぁ!」
注意:体を洗っている……はずです。
「ん……メア……ん……ぬるぬる…」
「ティア……気持ちいいのだぁ……」
注意:これR18じゃない?
「ティア……て床が赤いのだ!?あぁ!人間が倒れてる!?」
「ん……ぬるぬる……ぬるぬる……」
注意:R18展開には俺は弱いんだ……あぁ、鼻から幸せが溢れてくる…
「て、ティア!なんとかしろ!」
「ん……?…あるじ…?…おきて……」
「はい!!」
ティアに呼ばれたら例え三途の川を渡っていても起き上がる!それがこの俺ナイスガイ!!
「風呂入るんだろ?はやく入るのだ。」
「あぁ、そうだった。二人ともちゃんと体洗ったな?」
「ん…完璧。」
よし!やっとお風呂だぜ!なんか風呂に入る前に色々と疲れたし色々と見ちゃったけど!これからが本番だよ!!
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