2話 気がつけば異世界

 ……やがて黒ずきんの子供は、あまり人の気配がない郊外の薄暗い路地裏へと、オレを抱えて進んでいく。


 オレも一応は承知の上で、その手を取り返したのだが……一体この子は何者なんだ?

 子供の姿ではあるが、こんな驚異的な身体能力を発揮する子が、寂れてあまり人目のつかない所に自分を連れて行き一体何を……そして、1つの結論がオレの頭の中をよぎる。

 そう、不適切かも知れないが立場が逆だと思うと分かる……オレは無意識にゴクリと息を飲み込むと、これから自分が一体どんな目に会わされるのかを想像し、それまでの波乱に満ちた生涯について思いを馳せる……。

 思えば何も良いことがなかったこの人生、それがここで終わるのならそれでいい。唯一の未練として上げるなら、男としての楽しみを一度も経験できなかったことぐらいか……だがそれもまたいい。これで、果たして本当に妖精として生まれ変わることができるのか、その真相の結末がようやく分かるというものだ。

 くそったれの人生よさらばだ……そしてナナコよすまん、主は逝く……。

 だが、次に黒ずきんの子供が発した言葉は、オレが予想していたものとは違っていた。


「はぁ……はぁ……危ない所でしたぁ。ま、間に合って良かったぁ……」


 黒ずきんの子供は、抱きかかえたオレを地面に下ろす。しかし、その手には武器となるような得物や、ガムテープやロープなどといったものは握られていない。


「い、一体なにが……どうな――」

「――しっ……」


 黒ずきんの子供は、すかさずオレの口に手を当てると辺りを見回した――やはり、いまるというのか……ここで?

 するとその子は、側にある如何いかにもというような古いレンガ造りの納屋を見つけると、カギのかかった扉を無理矢理こじ開け、オレをその中へと押し込んだ。


「ふぅ……これでしばらくは大丈夫そうですね……」


 いったい何が大丈夫なのだろう、果たしてそれはどっちの意味を差して言っているんだ……?

 改めてその子を見ると、12歳くらいだろうか……黒と白を基調とした赤ずきんのような服を着た小柄な体型、ふかふかで折り返しがある黒色のブーツを履き、頭からすっぽりとフードを被っている。

 少し青白い肌で目は青く、繊細でキレイなその髪は、前肩にかけて下がった青髪セミロングの美少女であった。まだ幼い顔立ちをしているが、その出で立ちからは自信と元気に満ちあふれている。気持ち的に背伸びをして、少し大人振ろうとしている思春期さながらの女の子のような印象だ。

 この小柄で華奢きゃしゃな身体のどこに、オレを抱えて走る腕力と脚力があると言うんだ? 時速120kmなんてものじゃなかったぞ。


 黒ずきんの少女は側に近寄ると、オレをじっと見つめて何かを確認している。

 品定めでもしているのか……?

 確かに、両親が自分に残してくれた貯金が多少あるが、今はもうそんなに大金は残っていない。そんな自分を人質にしたところで、はるか東南アジアにいるオレの両親が、ここへ駆けつけて来るとは到底思えない。何より手間と時間がかかり過ぎるからだ。

 とうに覚悟はできている。いっそ一瞬で楽にしてくれるなら、こんなクソみたいな人生などさっさと終わればいい……それも、まだこんな美少女にられるなら本望だ……オレはそう思っていた。ところが、彼女は……。


「黄色がかった浅黒い肌、暗黒の瞳……やはり間違いありません。お迎えが遅くなって、すいませんでしたっ」


 なんと黒ずきんの少女は、何を思ったのかオレの姿を確認すると、急に謝罪の言葉とともに深々と頭を下げた。


「え……? えぇ……と、どういうことなんだ?」

『どうやらパパを呼び出したのは、この子みたいだニャ』


 ん……???

 すぐ近くで、別の女の子の声が聞こえた……。

 ここにはオレと、目の前にいる黒ずきんの少女しかいないと思っていたが、仲間でも潜ませていたのか。

 薄暗い納屋の中を見回してみるが、集められたわらの山や、並べられたくわなどの農具が置いてあるだけで、やはり他には誰もいない。

 しかし、パパとはいったい誰のことだ……?


「さすがですねぇ、すでにそのような〈魔獣〉を使役しておられるとは……」


 え、魔獣……???

 彼女の目線の先にある、オレのパジャマの胸ぐらから、メス猫のナナコがひょっこりと顔を出していた……。


「ナナコぉっ? お前もいたのかぁっ」


 ハッ……!?

 待てよ……すると、もしかして魔獣とは……この猫のことを言っているのか?

 しかも、今確かに人語を話していたような。そう、オレたちはここに呼び出された……と。

 オレはおそるおそる、その黒ずきんの少女に尋ねてみた。


「そうです。わたしがとある事情で、あなたをこの世界に召喚させていただきましたっ。しかし、随分と知能の高い魔獣ですねぇ……」


 いやいや、召喚……て、まさかアニメとかマンガじゃあるまいし、そんな突拍子もないことを急に言われても、そう易々と信じれるものでは無い。

 とは言え……かくいう中二病のオレも、そういうあり得ない妄想を何度夢見たことか。だが、そんなことは現実として実際に起こるはずがないんだ。

 しかし、そんなオレの気をよそになぜかナナコは落ち着き払い、早くも黒ずきんの少女と人語で会話を成立させている……それもごく自然に。


「あぁ、大地から力があふれてくるニャアァ……。まあそういう訳で、こうしてボクは話ができているのニャ」

「はい、この魔獣の言う通りです」

「…………」


 黒ずきんの少女は、オレ以外に決して他人に懐くことのなかったそのナナコを、優しく撫でて実に親しげに接しているようだった。

 人語を話す猫……召喚……そして、この超人的な黒ずきんの少女……ダメだ、状況があまりにも現実離れしていて、もはや笑えてくる。しかも、ナナコがボクっ子だったとは。

 オレもとうとう、現実と非現実ネトゲの生活の中でついに気でも触れ、自分の頭はおかしくなってしまったんだろうか……。


「ともあれ……この〈魔界〉に召喚されたばかりなので、色々と混乱されるのも無理はありませんね」

「ちょ……魔界、だと? そんなバカなっ?」


 黒ずきんの少女が口走ったその名称に、オレは思わず声を荒げた。

 確かに、この中世ヨーロッパ風の街並み。そして奇妙な服装をした街の住人たち……そう、さながらアニメやゲームキャラのようなコスプレや、着ぐるみをしているような異形の姿をした人々。そのすべては、ここが魔界であるということを示していたというのか?

 まぁ、話は繋がらんでもないが……まったく理解が追いつかないな。


「そういうあなたは誰ニャ?」

「そ……そうっ、まずそれだ。オレを呼んだと言っていたな……」


 あっ……分かったぞ。

 これ、もしかしてドッキリ撮影の番組とかで、彼女は仕掛け役の女の子……とか? そうだ、絶対そうに違いない。

 そう思い、オレはようやく冷静になった。いや、そう思い込むことで、心を落ち着かせることができたのかも知れない。

 すると黒ずきんの少女は、ハァッと1つため息をついて口を開いた。


「これからゆっくりとご説明しましょう……ただ、このままずっとここにいるのは危険です。ちょっと場所を移しますね」


 そう言うと、彼女の表情が少し薄暗くなり不思議と青く光り出したその手で、オレとナナコに触れると、何なら呪文のようなものを唱えた……。


「ダークチェンジ!」


 ――かろうじて見えていた納屋の中が急に真っ暗になり、遠くからかすかに聞こえていた街のざわめきや生活音など、一切の音がピタッと遮断されたように静まり返る。

 納屋に置いてあったわらくわ、壁や天井も石畳の地面すらすっかりと消え失せ。さながら星々の無い宇宙に、オレとナナコそしてこの少女だけしかいないような空間……。




 ――やがて、一瞬で視界が開かれる。

 するとそこは、木材とレンガ造りの落ち着いた喫茶店のような住居の中だった。

 室内にはオレたち3人以外に人の気配が感じられ無い……そして、なぜかさっきまでいた街や納屋とは違い、部屋の雰囲気も相まってか室内の温度はすこぶる暖かい。

 凄い演出だったが……いったいどういう仕掛けを使ったんだ?

 黒ずきんの少女が煖炉に火をくべると、暖かな灯りが部屋全体にポゥッと広がった。


 例えるならキャンプ場やスキー場、よくサスペンスドラマや映画などで出てくる……絵に描いたようなログハウス、と言えば分かりやすいだろう。

 室内は意外と広く、床には9畳くらいの絨毯じゅうたんが敷かれているが、その他には木材で作られたテーブルとイスや他にはタンスがあるだけで、他に家具や置物などという物はほとんど無い。

 どちらかというと貧相ではあるが、素朴だからこそ美しい〈びとび〉のようなものが、そこには感じられる。


 よく見ると足元には、焼け焦げたオムライスがぶち撒けられたように散乱していて、つい先ほどまで炎が燃えていたかのようにくすぶり、煙が少し立ち昇っていた。

 そしてその周りには、ケチャップみたいな液体で魔法陣のような模様と、小学生が書いたような少し崩れた文字が描かれていた。


 お……か……え……り……な……さ……い……ま……せ。


 この趣向は……そう、確かアキバとかの某喫茶店で出てくるオムライスの周りにも、同じような文字が描かれていたような気が……。

 オレとナナコが辺りをキョロキョロしていると、黒ずきんの少女が落ち着いた口調で語り始めた。


「本来あなたは、直接この魔法陣に召喚されるはずでした。ですが、何者かの干渉を受けトラブルが発生し、あのような危険な街に召喚されてしまったのです」


 アニメやマンガなど異世界召喚ものの話で、よく見られるそんなセリフを少女は口にした。

 まったく……随分と手が込んでいるものだ。おそらく隠しカメラ何かが仕掛けてあって、どこかでこの模様を撮影しているんだろう。

 まぁいい。とりあえずは、適当に話しに付き合ってみるとしよう……。


「えぇ……と、結論から言いますと……わたしとあなたは〈魔人〉です。つまりあなたの世界で言うところの、いわゆる悪魔のような存在ですね」


 え……???

 オレが驚いたのは、様々な意味が含まれている。

 1つ目は、またそんな事・・・・をという意味。

 そして2つ目は、オレの中二病心をくすぐる本当に・・・という2つの意味だ。 


「ま、魔人……? 悪魔……だと?」

「はい。ご説明しますので、まずはそちらのテーブルへ……どうぞぉ」


 黒ずきんの少女はさながら某喫茶店員のような、それは可愛いらしい笑顔で言うと、側にある木造のテーブルを手の平で差し示した。

 まぁ、そう言うならとりあえずは座ってみよう。

 オレはそのテーブルの側にある、木こりが腰掛けるような切り株のイスに座った。

 そう、こんな天使のような微笑ましい笑顔で招かれて、一体誰がそれを拒むことなどできようか。


「ちょっと、少しだけ待っていてくださいね」

「は、はいぃ……」


 オレは、つい情けない返事をしてしまった。

 その、天使のような営業スマイルを少女から向けられたことと、これからどんなドッキリが待っているのかと言う2つの戸惑いからだった……。

 しかし、彼女は見た目あどけない少女ではあるが、先ほどのように超人的な身体能力を発揮する得体の知れない子供でもある。あまり彼女を刺激するような真似はしない方が得策だろう。

 改めて室内を見渡すと……イスよりもひと回り大きい巨木の切り株をそのまま置いたようなテーブルやレンガ造りの壁には、写真と見間違えるほど上手にコンテ画のようなもので描かれた料理の絵が、パンフレットとして掲載されている。

 そして、それに混じって黒ずきんの少女の自画像が……本日出勤中……新人……19歳……という文字とともに紹介されていた。

 はぁっ……一体何なんだここは。某風俗店の待合室で、ドキドキしながら呼ばれるのを待っている客のような気持ちだぞ。


 室内には、ガラスなどの近代的な設計様式などは一切無い。

 開け放たれた木製の窓の外に目をやると、住んでいたアパートの周りにあったような見慣れた住宅やマンション、電柱や舗装されたアスファルト道路などといったものは、やはりどこにも見当たら無かった。土と草で覆われた地面に、このログハウスだけがポツンと建っているだけである。

 そして、この小さな喫茶店を覆い隠すように変な形をした高い樹木たちがそこら中にそびえ立ち、それら森林に囲まれているようだが、この闇夜の中ではそれ以上は分からない。

 外の暗がりからは鈴虫のようにも似た静かな音色と、フクロウのようでもあるがどこか違った、動物と思われるような鳴き声が響き渡っている。

 こいつはまた、かなり大掛かりなドッキリ撮影に巻き込まれたものだな……。


 やがて、黒ずきんの少女が部屋の奥から珍しい木製のティーカップに、コーヒーを入れて持って来てくれた。

 木のティーカップとは、またシャレたものだ。

 そして、少女も向かいの切り株に腰掛けると、静かに話を切り出した……。


「えぇ……と、自己紹介がまだでしたね。わたしの名前はジェ=シーラ=レヴィ=アタン……魔人や魔獣たち〈魔族〉をべる〈七獄魔王しちごくまおう〉の1はしらで〈嫉妬の魔王〉とも呼ばれています」

「ほ……ほぅ、魔族……それに、ぶふぉっ――ま、魔王……だってぇ?」


 よく分からない……いや、興味深い単語が無数に出てきたぞ。

 オレは思わず、コーヒーを鼻から吹き出してしまった。しかし、これではまるでオレの趣味嗜好をあらかじめ調査して、知っていたような設定じゃないか。

 さすがにここまで来ると、やはり相当な金額を投じて作られたドッキリであるとオレは確信した。


「お嬢ちゃんが魔族……とな? えぇ……と、ジェシーラ……」

「――シーラとお呼びください」


 そう言うとその黒ずきんの少女シーラは、頭から被っていた黒ずきんのフードをめくり上げた……。


 ハッ……!?


 すると、彼女のこめかみからやや後ろにカールするように、下向きに生えた羊のような2本の巻き角と、ピンと伸びたコウモリのような羽耳を得意気に見せた。

 あの街で見た特殊メイクや、着ぐるみをしたコスプレのような人々と似たような姿である。それが、今こうしてすぐ目の前にいるのだ。その愛くるしい少女の顔をして。

 今度は、オレがその少女シーラに釘付けになり、前のめりにその顔をまじまじと見つめる……眺められている彼女は、少し恥ずかしいのか一層可愛らしく見えた。


 確かに、ダークファンタジー好きなオレは角の生えた悪魔っ娘、というキャラ設定は大好物で一番萌える要素でもある。

 だが、アニメやゲームでよく見る悪魔とは違い、随分と人間っぽい顔や身体つきをしているが、いわゆる悪魔の尻尾のようなものはない。

 たしか……魔人、とも言っていたな……いやいや、まだこんな程度で信じてどうする。これまでもこんな感じで人から騙された挙げ句、オレが今までどれほど蹴落とされて来たことか……。


「ふっ……なぁんて信じると思うか? あんまり大人をからかっちゃダメだぞ。それにこぉんな可愛いらしい魔王様が、一体どこの世界のコスプレメイド喫茶にいるって言うんだぁ?」


 オレは彼女の頭の上に手を添え、良くできましたとよしよししてやると、シーラは顔を赤くさせて照れながらも、オレの胸を両手でポンポンと叩き出した。


「ここの世界にいますっ。それに、わたしはこれでも120歳ですっ」


 まったく、どこまで手の込んだ設定なんだ……。

 オレはあきれ返りながらも、少し怒った顔も可愛い彼女に免じて、もう少しだけ付き合ってやることにした。


「あぁ、ごめんごめん。そうかぁ……シーラちゃんは120歳だったのかぁ」


 一体この子にどれだけのギャラが出ていれば、ここまで役柄に入り込めるというんだ。

 確かにこの容姿は人気が出るだろうし、セリフもアドリブが利いていて良い人材だとも思う。きっと、大人になればそれは美人になるだろう。

 仕方ない、ここは1つ彼女の出世の妨げにならない程度、ディレクターにボツにされない程度には接してあげるとするか……。

 少しふてくされた顔をしながらも、彼女は諦めずに話を続ける。


「いいですかぁ……そして、あなたは魔族の中の王、その中でも真の魔王〈大魔王様〉なんですよぉっ」

「ッ……!?」


 まさか、オレの趣味嗜好などもすでに調べがついているということか?

 このシーラとかいう少女、中々いい所を突いてくる。このオレが大魔王……だと? なるほど、今度はそう来たか……だが人を騙すにはまだ詰めが甘いな。

 たしかあれはまだ学生だった頃……女子に告白されたオレは、考える時間が欲しいとその場をやり過ごした。するとその翌日には、どういう訳か逆にオレが彼女に告白しフラれたという話が、校内中に広まっていた。

 更にこんな話もある……好みの絵画展があったので見に行くと、こんな絵を自分の部屋に置いてみたいですよね。と美女店員が笑顔で近づいて来る。ひとしきり話をしていると、いつの間にかオレはその絵を数十万円で購入する契約をさせられていた。いわゆるハニートラップだったのだ。

 そんな悪魔のような誘惑、そのすべてに騙されて来たのがこのオレだ。


「笑える話だな、くくく……オレはどこからどう見てもただの人間だ。こんなごく平凡な派遣社員のどこに、大魔王なんて大それた要素があると言うんだぁ?」


 本当にそうだったらどれ程おもしろいだろう……だが、そんなことにはならない。

 オレの趣味嗜好を本当によく調査してくれたものだと感心しながらも、どうせすぐ裏切られるであろう淡い期待もあり、思わず笑ってしまった。

 すると、逆にそんなオレをまるで狙い澄ましたかのように、シーラは軽く鼻で笑い飛ばし反論した。


「ふふぅ……ん、つまり証拠を示せと……そういうことですね。ならば、あなたの黄色がかった浅黒い肌と暗黒の瞳。そして、そんな立派な角をお持ちなのに、今さら何をおっしゃいますかぁ……ほらっ」


 シーラは、まるで裁判所で争う敏腕弁護士のように……あるいは、真犯人に犯行の証拠を突き付ける名探偵のように……オレの頭上を鋭く指で差し示した。


 ッ……!?


「げっ……? 何じゃぁあこりゃあぁっ???」


 オレは、つい声が裏返って意味不明な言葉を発してしまった……。

 しかしそれもそのはず、まさかとは思って自分の頭に触れて確かめてみると……そこには確かに、オレの頭部から横斜め上に伸びる、日本鹿のような複数に枝分かれした左右2本の角が生えていた。



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