シーン10:手がかりを探して

GM:シーンプレイヤーは先生、エピちゃん。その他二人は登場可能です。

  :事態を副支部長に報告したところですね。

冷蔵庫(斎藤):はい!

GM:その場に及川君もいた、ということなら及川君も登場になるでしょうか

白扉(扉):じゃあ扉はまだ不可視でいますわ…自分の本題は彼らとは違うなあってまだ思ってるので

らいなす(及川):いましたぞ

ルーカス(神宮):エピゴーネンは隅っこでおとなしくしてます。

GM:「話した」という形で、副支部長の言葉から始めましょうか


齋藤:「……私がみたものは以上です。副支部長。そして及川……本当にすまない」

エピゴーネン:「……ごめんなさい」


GM:副支部長は静かに、目を閉じます。


副支部長:「いえ。みなさんはよくやってくれた。私にも責任はある。……朱理を、取り戻せると思いますか?」

齋藤:「……朱理は良い子です。それは副支部長がいちばんよくご存知の筈」

及川:「……」


齋藤:「副支部長。朱理を連れ戻す役目、私にやらせては頂けませんか。できるか、できないかでいえば——わかりません。ですが、子供が未知を誤ったならば、引き摺ってでも連れ戻すのが、大人の役目かと。そう自分は考えています」


副支部長:「……及川君には話したが、今、支部はFH襲撃作戦を計画している。FHの連中も馬鹿じゃない。こっちの動きには感づいてて、緊張状態が続いている。俺や支部長はどうしても、こっちから離れるわけにはいかない。エージェントを多くそっちに割いてやることもできないし、朱理を連れ戻すなら、あの子のことをよく知ってるやつじゃないとダメでしょう」

    :「だから、お願いしたい。先生の言葉なら、あの子に届くかもしれない」

齋藤:「……感謝します、副支部長。ふん縛ってでも連れ戻します。及川! 副支部長。エージェントの数に余裕がないのは承知の上ですが、及川をお借りしたい」

副支部長:「……及川君。やってくれるかい?」

齋藤:「頼む及川。おれと一緒にきてくれ」

及川:「……もちろんです」

斎藤:「ありがとう、及川。おれには……朱理には、お前が必要だ」

及川:「あいつが、朱理が困ってるのは僕が一番わかってたはずなのに。それなのに止められなかった。その責任は僕がとります」

齋藤:「よくいってくれた、及川。頼りにしてるぞ、先輩」

及川:「それに、です。神宮さんを偽物扱いして攻撃したのは、いくら朱理でも許せない」

エピゴーネン:(……)

齋藤:「それと副支部長。できれば、神宮も連れていきたい」

エピゴーネン:「!」

副支部長:「……」


GM:じっと、神宮ちゃんを見ます。


齋藤:「危険なのは分かっています。彼女が不確定要素になっているのも理解しています。それでも、この子は必要だ」

エピゴーネン:「……私は」

及川:「僕からもお願いします」

エピゴーネン:「……私は……私も、行きます。行きたいです」

      :「私には、分からないから」

副支部長:「……行くといい。君の探しているものを、見つけるために」

エピゴーネン:「……はい」


副支部長:「先生」

齋藤:「はい、副支部長」

副支部長:「子供たちを、たのみます」

齋藤:「任されました。ま、及川も神宮も、いやって言っても連れてくつもりだったんですがね」

副支部長:「はは、なかなか……」

齋藤:「では、この二人を借りてきますよ。ご安心を、借りたものはきちんと返す性分です」

副支部長:「ああ、お待ちください」

齋藤:「おっと、なんでしょう」


GM:そう言うと、支部長はカードのようなものを渡しますね。


齋藤:「これは……?」

副支部長:「ざっくりいえば、軍資金です。情報収集や、調達の足しにしてください」


GM:ということで、先生は「クレジットデータ」を入手できます


齋藤:「ありがたい!これでお説教の後に、朱理に甘いモノでも食わせてやれる」


冷蔵庫(斎藤):はい、クレジットカード入手了解です

GM:今回は全員で共有できる財産ポイント5点として扱いますね

冷蔵庫(齋藤):おーー


齋藤:「では確かにお預かりしました。朱理のこと、ふん縛ってでもここに連れてきますんで。お説教、用意しといてください。たっぷりとね」

副支部長:「……ええ。よろしくお願いしますよ」


GM:さて、こんな感じでいいでしょうか?

冷蔵庫(斎藤):わたしはおっけーでーす(しぬほどしゃべった

ルーカス(神宮):はい!

GM:では、情報収集フェイズに移ります――



~おまけ雑談~昼休憩中の雑談

風間について(大体シーン9の話を振り返って)

冷蔵庫(斎藤):風間くんに「先生とは、戦いたくないです」ってゆわれた、つらい

ルーカス(神宮):一撃で殺されたけど、風間くんはどんな思いで憂理の姿をした人を斬ったのだろう……

冷蔵庫(斎藤):ほんとそれですね……ぜったいつらいよ風間くん

ルーカス(神宮):容赦なく殺しに来たのは、そんな思いを振り切るためか

冷蔵庫(斎藤):ああ風間くんつらい。思いを振り切るためか……路地裏にはいるまで、雑談してたじゃないですか。どんな思いで話してたんだろうか

ルーカス(神宮):何を話したんだろう。天気? 過去のこと、喋ったのかな

冷蔵庫(斎藤):表面上は笑顔作ったりしたのかな風間くん……胸中考えると重いです……

ルーカス(神宮):エピちゃんの笑顔に何を思っただろうか……つら……

冷蔵庫(斎藤):あー……及川くんに風間くんのことを伝えるのめっちゃつらい……。あと先生に「車に気をつけてな」とか言われてた時の風間くんはいったい何を思っていたのだろうか

らいなす(及川):及川、実感がないなう

冷蔵庫(斎藤):及川くん……

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