シーン9:嘘つき――2/2

斎藤:「ゼヒュー、ゼヒュー、いったいなんだってんだ、なんかおれの頭の上だけ雨降るし……って、え、風間?神宮!?」

風間:「——先生!?」


GM:先生に神宮ちゃんと扉は見えないのでは(扉が不可視の領域を使っているため)

ルーカス(神宮):せやった

冷蔵庫(斎藤):やばい見えない

ルーカス(神宮):遠くから消えるとこみえた的な感じでいきましょう

冷蔵庫(斎藤):そうしましょう


斎藤:「風間ァァァ!!!!お前、今なんか神宮さんと喧嘩してなかったか!?!?」

扉:(久しい顔が集まることよのう)


白扉(扉):って見てますな……


齋藤:「先生見たぞ、お前が神宮殴ってるとこ!!!! 男の子が女の子殴っちゃダメじゃないか!!」

風間:「……あいつは、神宮じゃない。先生も気づいているはずです」

エピゴーネン:(………)

斎藤:「神宮じゃなくても、だ!!!!!ダメなもんはダメだ!!!!」

風間:「神宮は、もう死んだんだ」

斎藤:「……知ってる。俺も葬式には出た」

風間:「先生……あいつは、エピゴーネンは、神宮の死を騙る偽物です」

エピゴーネン:(偽物……)

風間:「俺はそれを、許せない……」


 風間のその言葉に、エピゴーネンは息を呑む。その仕草も、神宮を騙っているとは知らずに。

 そんなエピゴーネンの元に、そっと扉は寄り添う。


齋藤:「その気持ちはわからないでもない。けどな、それでも、あの子はおれにとっちゃあ、神宮なんだよ。それにな。偽物だろうとなんだろうと、それ以前にあの娘は女の子だ。お前!!女の子を平気で殴れるやつだったか!?!?ちがうだろうが!!」

風間:「……っ」

エピゴーネン:(先生……? 私は……私は? わからない……偽物……)

扉:(おなごは殴ってはいけないとよく言っておったのう…)

齋藤:「風間ァァァ!!そこに直れ!!お前には久しぶりに教育的指導が必要みたいだな!! 正座しろ!!!!!!お説教だ!!!!!」


冷蔵庫(斎藤):携帯で及川くんにもLineで連絡します。

GM:連絡はマイナーとしましょう

冷蔵庫(斎藤):マイナーでエフェクトと同時に連絡できますか?

GM:ふむ…構わないことにします

冷蔵庫(斎藤):ありがとうございます。では及川に


斎藤:『及川こい!!ちょっと今から風間説教する。お前もつきあえ』

扉:(らいん、なるものはよく人の子が行うのう…わしもできぬだろうか)

及川:(え、唐突になんだこれ。朱理、ついに神宮さんに不純な行いを……?)


らいなす(及川):と思いながら向かいます!

GM:先生の行動なので、マイナー、メジャー行ってかまいませんよ!

冷蔵庫(斎藤):了解です!


イニシアチブ:斎藤の行動

マイナー【イオノクラフト】【完全獣化】


冷蔵庫(斎藤):ここまで起こってても、風間くんは止まりませんか?

GM:風間は、じっとそれを見て、剣を構えなおします。


斎藤:「よし、お説教だ」


メジャー【コンセントレイト:キュマイラ】【サイバーアーム】【獣の力】

対象:風間


冷蔵庫(齋藤):メジャーアクションでなぐります

GM:どうぞ!

冷蔵庫(齋藤):ではふります!(ころころ)達成値43!!

GM:ほう!

冷蔵庫(齋藤):まわった

GM:風間はリアクション不可です、ダメージどうぞ!

冷蔵庫(齋藤):ダメージロール(ころころ) 40! しょっぱい


齋藤:「教育的愛の拳!!」


冷蔵庫(齋藤):と、下半身がムキムキに強化された状態で、腰の入ったパンチを御見舞します

GM:風間を削りきるには十分です!

冷蔵庫(齋藤):おお


風間:「ぐあっ……っ」


 風間に40ダメージ!

 現在HP・風間HP?? により死亡


GM:【リザレクト】(ころころ)HP7で復活です


齋藤:「正座しろぉ風間ァァァ!!」


冷蔵庫(齋藤):と先生はぷんすかしてます

GM:吹き飛ばされた風間は、よろよろと立ち上がりますね。


風間:「……」

齋藤:「はい、痛かったでしょ?正座しなさい正座。おとなしく正座!」

風間:「……先生。俺はでも、もう、決めたんです」

齋藤:「風間……」

風間:「俺は、たくさんの隠し事をしてきたから。それを明かしたら、もう俺はそっちにはいられない」

斎藤:「お前……」

風間:「もう……嘘は、たくさんなんです」

齋藤:「そんなこと……っ!何でも話してくれよ!おれは……ッ!」


冷蔵庫(齋藤):とまで言って、小学校時代からずっと風間の秘密(風間は小学校時代からオーヴァードであったこと)には触れられなかったことを思い出し、先生は二の句が告げなくなります。

GM:風間はしずかに、首を横に振ると、両手の剣を投げ捨てます。


齋藤:「……ッ!!」

風間:「先生とは……戦いたく、ないです」

齋藤:「風間……お前……」

風間:「俺は、正しい世界を創りに行く。だから……ここでさよならです、先生」


GM:【瞬間退場】


齋藤:「風間、帰ろう!?一緒に帰って、神宮に謝ろう……?あっ」


GM:風間の周囲に、炎の壁が生じます。それが消えたとき、そこにはもう、彼の姿はありませんでした。


斎藤:「風間!先生は、先生は……!!」

エピゴーネン:「……風間、くん」

斎藤:「風間……」

扉:(「いられない」とは実に感情的なものよのう。不確定を確定として捕らえるきらいが人の子にはある。実に愉快…)


白扉(扉):じゃあ不可視解きますね……


扉:「よきものを見せてもらった。いや実に愉快。……さて、わしは本題に戻ろうかのう」

齋藤:「!? うわああああああああああああああああ扉!?扉が喋ったァァァ」


冷蔵庫(齋藤):としばらく先生は怯えてますね


エピゴーネン:「………扉さん、どうして、ここに」

扉:「人の子は興味が尽きぬ」

エピゴーネン:「……なんで私を助けたの」

扉:「わしにはおぬしも、わしの知る神宮も。同じに見える故」

エピゴーネン:「私は……人の子、と、同じ?」

扉:「……さよう。人は考え過ぎるが故に余計な思考にたどり着く。されどそれもまた一興」

エピゴーネン:「……でも、風間くん、偽物って言った……」

扉:「……それもまた、人の感情の、思考のなせるもの」

エピゴーネン:「………そう、なんだ」

扉:「どちらがただしいかなど、ただの扉には判別できぬものよのう。そして」

 :「おぬしがそうして「戸惑う」こと「考え、悩むこと」こそ」

 :「おぬしが人に近い、人である証拠であろうて」

エピゴーネン:「………」

扉:「……ただの扉の独り言だ。では、わしは頼まれごとがあってな」

エピゴーネン:「あっ……」


白扉(扉):ガタガタガタガタってUGN向かうよ!

GM:OKです!


エピゴーネン:「……ありがとう、扉さん」


ルーカス(神宮):ぽつりとつぶやいて、立つよ。でもどこに行けば良いのかわからないので突っ立ってる。


齋藤:「あーーーその、神宮。ちょっと状況を、説明してもらえるかな……?」

エピゴーネン:「……風間くんと、出掛けて。ここにきて、いきなり、偽物だって、襲い掛かってきた、の」

齋藤:「……そう、か……」

エピゴーネン:「先生、先生は……」


ルーカス(神宮):首を横に降ってなんでもないっていう

冷蔵庫(斎藤):先生かなしげ。そんな感じで、神宮さんと話ながら、とりあえず及川くんと合流しにUGN支部へ向かおうかなと思います

GM:OKです!


齋藤:「あー、一応聞いとくけど、あの、扉……扉さん?は、いい人か?」

エピゴーネン:「……扉さんはいい扉」

齋藤:「よし、いい扉か。なら追うぞ!」

エピゴーネン:「……」こくりと頷く

齋藤:「生徒が世話になったんだ。ご挨拶せねば!」

エピゴーネン:「……生徒」

齋藤:「そうだ。何があろうと、神宮、お前はおれの生徒だ。忘れんなよ。おまえも悪いことしたら、おれが正座させてやるからな」

エピゴーネン:「……」こくりと頷く

齋藤:「さぁ、いくぞ。ちゃんと扉さんにおれのこと紹介してくれよ。おーーーーーいそこな扉さーーーん」

エピゴーネン:「……ごめんなさい」


ルーカス(神宮):聞こえないくらいの声で呟いて、先生につきそう

冷蔵庫(斎藤):先生実は聞こえてるけど聞こえないフリ。謝罪は受け取りません。って感じで扉さんに追いつきたいです

白扉(扉):(扉は動くとき不可視だよ…)

GM:おいつけない!!!()知覚4で音は聞こえましょう

冷蔵庫(斎藤):わかりました、ふります!(ころころ)達成値6!


齋藤:「あっなんかこのへんガタガタ聞こえる。扉さん?いますかー?」

扉:「おるぞおるぞ。ぬしらもUGNか?」

齋藤:「あーーーーー扉さん!ひええええええええ扉さん! あ、いえ失礼しました。わたくしーーー齋藤と申す者なんですけどもーーーーええーーーーハイーーーーいやあ神宮がたいへんお世話になったようで、お礼が言いたくて……」


白扉(扉):って感じで一緒に行こうか……

冷蔵庫(齋藤):って感じで会話しながら自己紹介しながらUGNいきます

GM:ではそんな感じでシーンを切ります!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る