シーン6:黒いうわさ&シーン7:どこかでみた少年少女

 時を遡り、視点は及川深代おいかわ みしろに移る。副支部長に連れられ、及川は部屋に入った。


副支部長:「悪いね。ちょっと、外には聞かせたくない話で……朱理についてだ。あの子に、ある噂がある」

及川:「……穏やかじゃないですね」


らいなす(及川):と小声になります。

GM:副支部長も声を潜めますね。


及川:「……噂、とは?」

副支部長:「——FHに、通じているかもしれない」

及川:「……まさか、そんな」

副支部長:「あくまでも噂だよ。だから、無実を確かめてほしいんだ」

    :「今、俺たちがFH襲撃作戦を立てているのは知っているか?」

及川:「いえ、初耳ですが」


GM:そう言うと、副支部長は机の上の地図をとんとん、と叩きます。


副支部長:「近くにFHのセルが潜伏しているって話でな、それを叩こうと計画している。向こうがいつ仕掛けてくるかもわからないから、他に手が裂きにくい状況なんだ」


GM:副支部長は、じっと及川君を見ますね。


副支部長:「……つまり、朱理のことを、本腰入れて調べられない」

及川:「なるほど。――となると、僕は適役ってわけですね」

副支部長:「ああ。あいつのことを一番知っているのは、及川君だろうと思ってな……頼まれてくれるか?」

及川:「わかりました。引き受けます」


 (朱理を止めるなら、僕しかいない気がするんだ)

 及川はそっと拳を握りしめる。


副支部長:「助かるよ。俺もできるだけ手伝うから、何か困ったことがあれば言ってくれ」

及川:「はい、ありがとうございます」


GM:それと、と彼は続けますね。


副支部長:「……あのレネゲイドビーイングの……神宮さんのことでも、思いつめていたようだから。気にかけてやってくれるとうれしいよ」

及川:「……善処します」


GM:では、情報収集として、≪風間の噂について≫が調べられるようになります。

らいなす(及川):おお~

GM:難易度は6なのですが、さらに9、14で追加情報を出します。一度で9、14まで達しなかった場合、難易度を下げて再挑戦することもできますー。ただ、今は次のシーンに進みます!

らいなす(及川):了解です!


シーン7:どこかでみた少年少女


GM:さて、扉さんは登場をお願いしますー

白扉(扉):ガタガタッ

GM:こっそりとUGN支部に向かう扉さんですが、その途中、どこかで見た少年少女と出会います。

白扉(扉):ふむ……道中です?

GM:道中ですね。片方はどうやら、自分と同じレネゲイドビーイングのようです。


GM:ここで、扉さんが目の前に登場するなら、神宮ちゃんも登場になります。扉さんは気になって、こっそり彼らについていくこともできますし、無視してUGNのほうへ向かうこともできますー。どうします?

白扉(扉):では……こっそり(ガタガタ)ついていこう!

GM:こっそりOKです! 何かRPがあればどうぞ、なければシーン終了ですー

白扉(扉):これわしはエピちゃんがレネビって知ってるのか。何かあるまではこっそりストーカーします!

GM:OKです、ではシーンを切ります!

白扉(扉):はーい!



~おまけ雑談~シーン6にて

 風間がFHに通じているかもしれない。という副支部長の台詞にて

白扉(扉):な、なんだってーーーーーー

冷蔵庫(斎藤):まじかよ!!!!!!!

ルーカス(神宮):ほあああ?

らいなす(及川):絶望に染まる

冷蔵庫(斎藤):やばいよやばいよ!!!!!!!

白扉(扉):それこそ「恐怖」ぴったりな(エピゴーネンの風間に対するロイスから)

ルーカス(神宮):ぴったりダイスだったか……

冷蔵庫(斎藤):風間くんが不良になってしまった……指導しなきゃ……

ルーカス(神宮):え、風間くん通じてるのなら僕やばくない? ねえねえ。

冷蔵庫(斎藤):エピちゃん狩られちゃう

ルーカス(神宮):もしかしたら出かけるのって……コレクターのところへ?

白扉(扉):噂だからああああ……!

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