幕間:それぞれの関係性

 こんにちは、編集のルーカスです。

 ミドルフェイズに突入する前に、「これリプレイならレギュレーションとかハンドアウトとかそういうのも載せたほうがいいんじゃないか」という自身の心の声を聞き、今回の幕間を作りました。

 勿論、このリプレイはルールがよく分かっていない方もさっくり流し読みできるものとして書いていますので、エフェクトやら能力値やらの紹介はしません。(もし教えてほしいという方がおりましたらツイッターの方にご連絡くださいませ)

 またこの卓のセッションは2016年であり、レギュレーションに不備があるかもしれません(オープニングフェイズの自己紹介どおり全員ダブルクロス初心者です!)ご了承ください。

 それでは、まずはこの卓のレギュレーションです。

 ~レギュレーション~

◯使用ルールブック◯

 基本1・2、エフェクトアーカイブ、リンケージマインド

◯適用ルール◯

 Dロイス、エフェクトはEA適用。

※ハウスルール

 バックトラックにDロイス分のダイスを振っています。

◯ステージ紹介◯

 シナリオの舞台は地方都市ひのき市。現在、近くにFHのあるセルが潜伏しているという噂があり、UGNの動きが活発化している。


 ~トレーラー~

「正しさ」とは何か。

一人の少女の死によって、きしみ始めた歯車は乞う。

「正しき世界」を求める赫き剣は、

思い出に縋る少年を、嘘のない世界へ駆り立てる。


ずっと隠し事をしていた。

その隠し事が、彼を飲み込んだ。

少女の笑顔。永久に失われた、あの日々。

それでも歯車は止まらない。向かうのは滅びか、救いか――


DX3rd「正しさを乞う」


己の存在意義を問え。

行くべき場所を見失った、こんなに嘘だらけの世界に。

裏切り者<ダブルクロス>は、どちらか。


 ~ハンドアウト~

PC1:斎藤閂さいとう かんぎ

 あなたはUGNのビルの地下駐車場をこっそり守る警備員だ。表に出れないので、基本的に仕事は裏方である。

 今までの人生を全て失っての再スタート、といった風になったあなただが、この支部にはかつての教え子がいた。彼は風間朱理、このUGNのチルドレンだった。

思わぬ再会を果たしたあなたたちは、時折自分たちの境遇や、力、腰についての話をするようになる。

 そんなある日、地下にふらりととある人影が現れる。それは死んだはずの教え子、神宮憂理だった。

シナリオロイス:神宮憂理

推奨感情:○庇護/不安


PC2神宮憂理じんぐう ゆうり

あなたは何者か? それさえも定かではなかったとき、あなたは、突然に攻撃を受けた。

「他者の記憶を持ち、他人を騙る存在」。

その少女はあなたをそう形容した。

彼女から逃げおおせ、UGNに保護されたあなたは、今でもその言葉の意味を考えることがある。

神宮憂理としての記憶と、その仮面としての記憶、そのどちらが正しいのか。

悩むあなたはある日、かつての「神宮憂理」の友人であった少年、風間朱理に、出かけないかと誘われる。

シナリオロイス:謎の少女

推奨感情:執着/○恐怖


PC3及川深代おいかわ みしろ

あなたはUGNにつながりのある高校生で、時折この街の支部に出入りしている。

あなたにはUGNに親しい友人がいる。名前は風間朱理。今年から同じ高校の同級生にもなった彼とは、自身の境遇や力についても話せる、気がおけない仲だ。

だがある日、あなたは支部長補佐に呼び出され、彼に関するある疑惑を告げられる。

シナリオロイス:風間朱理

推奨感情:○友情/猜疑心


PC4とびら

 あなたは扉。誇り高き扉。扉として、いろいろなものを見守ってきた。

 そんなあなたはレネゲイドビーイングであるが、扉として人を観察することが優先であり、人の姿をとり、出歩く事はほとんどない。

 この間は迷えるレネゲイドビーイングの少女を助けた。今度は何が来るのかと思ったら、プランナーとか呼ばれるレネゲイドビーイングが現れた。

 なんでも、レネゲイドビーイングを襲う人がいるらしい、ちょっとUGNと協力してやっつけてという話だったのだけど、どうしてそんなことをするのかに興味を持ってしまった。

 たまには出歩くのもいいかもしれない。冬休みだし。

 そんなこんなであなたは、ガタガタガタ、と少女を探しに行くのであった。

シナリオロイス:<コレクター>


 ~それぞれの関係性~

・PC達+風間は「ひのき小学校」にて出会っている(風間・及川・神宮は同級生。斎藤はそのクラスの担任。扉はそのクラスの扉だった)。

・高校になり、風間と及川はひのき高校(?)へ。神宮は女学園に入学し、疎遠となる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る