じゃんけん列車

 中学校3年生、2月も後半に入ったこの頃。6時間目はクラスレクリエーションやっていました。


 アンケートの結果、なんでもバスケットとじゃんけん列車をすることに。本当に「中学校3年にもなって、じゃんけん列車って・・・。」と思いながら、楽しくやっていました。


 机を全部、教室の後ろに下げているので、教室の広さはいつもの半分くらい。そんな中、クラスの半分の人数で作られる列車は「うねうね、うね~」とまるで蛇かミミズのよう。


 担任の先生が気を使ってくれて、スマホでじゃんけん列車の曲『かもつれっしゃ』を流してくれました。


 かもつれっしゃ しゅっしゅっしゅっ

 いそげいそげ  しゅっしゅっしゅっ

 こんどのえきで しゅっしゅっしゅっ

 つもうよにもつ がっちゃん!


 っていう曲です。いや、もう本当に曲も、やっていることも懐かしすぎて、笑いが止まらない一時間になりました。


 私は専願だったので受験はとっくに終わっていましたが、他の子は公立の入試が迫っている中、良い息抜きになったと思います。


 こんな感じで、青春アオハルしてました。

 

 じゃんけん列車が懐かしく思ってしまうほど、どんどん大人へ駆け上っていく今日この頃。私ももうすぐ中学校を卒業して、人生の節目を迎えます。


 このエッセイを読んで、少しでも子供時代のことを思い出してくれたら嬉しいです。そして4月、新生活を迎えて欲しいです。


 入学、入社、特別大きなことが無くても、少しの変化で世界の色が180度変わっちゃいます。きっと淡々と感じていた人生に、華が溢れます。


 向いてもない、良い言葉(受け売り)を書いたこの辺りで、今回は終わりたいと思います。

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