第602話 厳しい現実
おかえりなさい♡
僕は今、厳しい現実と向き合わなければなりません。
僕には何かスキルがある訳でも無く、肉体労働も体がボロボロでできません。しかも精神疾患持ちです。58歳と言う年齢もネックになります。
働きたくても働けないのです。息をひそめて部屋でじっとしているしかないのです。ひきこもりになり、2年経ちます。生き甲斐ややりがいはどこに行ってしまったのでしょうか?
近所のファミレスやコンビニなどがアルバイトの募集をしていますので、面接だけでも受けてみようかなどと考えています。
面接するのなら、もちろん精神疾患をオープンして受けます。高齢者で精神疾患持ちの僕が採用される確率は20%くらいでしょうか。もし採用されても継続して勤められる自信がありません。
何をどう考えても働く事が困難なのです。
2年もひきこもっていると、対人関係が難しくなってきます。言葉のキャッチボールができないのです。最終的には就労支援センターに頼る手段もあります。
このまま働かない選択もあります。働かないにせよ、地活や作業所に通所する事は必要となるでしょう。
以前ひきこもりをテーマに作品を書きたいと書いたのですが、健常者のひきこもりと、僕のような精神障害を持ったひきこもりでは、温度差が違う気がします。
色々なパターンのひきこもりがあるのだと思っています。ただ言えるのは、ひきこもりは他人事では無いという事です。
自分がひきこもりにならなくても、身内や近い人がひきこもりになる可能性もあるからです。僕は今、働かなくても生活が出来ていますが、収入が不安定なので、毎日がとても不安です。
アルコールに逃げたくなりますが、3週間禁酒できています。今の僕の環境だと、朝からお酒を飲んでしまいそうです。
その先にはアルコール依存症しか待っていないのです。僕はほどほどができないので、飲むか飲まないかの選択しかありません。
いろいろ考えながら、自分の道を探していきたいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
お話しはここまでです。
どうか次もあなたとお話ができますように……
いってらっしゃい♡
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