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目次
追
怖い夢を見たんだ
とても暗くて深い海の底
ただ溺れるだけで何も出来ない
息苦しくなってももがくことすら無理で
重い身体がただ沈むだけ
冷たい誰かが両頬を触れる
そっと耳に口を近づけて
冷たい言葉 苦しい言葉 囁く
呼吸が乱れ 脳内崩壊
手にとったソレは
自分を助けてくれる？
暗い夢を見たんだ
とても深い暗闇の森
ただ逃げることしか出来ない
どれだけ疲れても 走って 走って
壊れた誰かから逃げて
嗤ってる誰かが迫る
その瞳に映る自分を
恨んでるのだろうか
憎んでいるのだろうか
涙が頬を伝う
夢になって現れる誰かは
今でも心を蝕んでいく
歪んだ思考と共に具現化した
アレはどうしたら消えるの？
恐怖に支配された心と共に
森の奥へ 海の底へ
迷ってしまおう 沈んでしまおうか
逃げる場所なんて
初めから無かったというの？
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