第3話来てみたけど...本気で?そう言う感じなの?
っと、此処か。
指定した場所は喫茶店と言うよりは、オシャレなカフェの様な所だった。植木があり、緑が近くにあるお店。
お客さんは、居なくて多分貸切にしてくれたんだと思う。
「やあ、待ってたよ。そこ座って。何飲む?お勧めは、ベリー&ローズヒップティーかな?美味しいよ。」
そう言いながら、ミルクティーを飲む多智花さん。
優雅だね。うん。
「5歳の私にはまだ、早すぎると思うので、リンゴジュースで。」
少しムスッとした顔で言った。絶対知ってて言ったよねこの人。
「ごめんごめん。チョコケーキあるけど、食べる?」
「食べます。(キラキラッ」
なにこれ、茶番。本題に早く行かないかな?
「それで、昨日の話だけど、本気だからね。出来れば、僕と一緒に外国で勉強してからコッチでアイドル活動する。って云うプラン何だけど。」
おおー。
凄い。英語出来ないけど...あっ、でも、紙じゃなくて神様が色々やってくれたから大丈夫かな!
「いいですねー。外国で勉強。夢見たいです。その事がコッチで存分に輝くことが出来るならやります。やりたいです!!」
契約書に名前を書き、リンゴジュースとチョコケーキを食べた。5歳だけど、契約書書いていいの?とか考えたら駄目。
リンゴジュースは、フレッシュで甘味が普通のより甘みがあり林檎を齧ったみたいな味がし普通の寄り何倍も美味しかった。
チョコケーキは、甘みと苦味が程よく交わっていて、クリームもしつこく無い。苺も、噛む度に果汁が口の中で弾けで新鮮さが分かる。
「そーいえば、親御さんに相談しないで契約しちゃって良かったの?」
フォークを、落としそうになって少し焦った。
言わないで決めちゃったけど大丈夫かな?
「電話シテオキマス。」
スマホを取り出し電話をし始めた。
『どうしたの?千景。何かあった?』
「お母さん、私アイドルになる為に外国で勉強したい!!」
『...っ。わかったわ。応援する。多智花さんに変わって貰える?』
最初は戸惑っていた見たいだっだが承諾してくれた見たいだ。
「あの、多智花さん。お母さんが電話したいって言ってるんですが...」
「わかったよ。貸してもらえる?
はいっ、お電話変わりました。あっ、はいっいえいえっ分かりました。有り難うございます。」
電話の内容はよく分からなかったが、まぁ、解決したから良かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます