第2話本当に来ちゃったよ、ヤバい
はい、君トキの世界に来ましたー。ワーイ...ここ何処?
しかも、5歳って...
君トキの公式ブック持ってないから分からない。ある程度は、分かるけど!
「千景ー?何処にいるのー?」
あの人は、私のここの世界のお母さんです。小さいお菓子屋さんを営んでいます。とっても美味しいお菓子ですよ?皆さんぜひ来てください。えっ?メタ発言?知らないなー。
「お母さーんコッチだよー!」
「コラっ、勝手に行かないでー。お母さん心配しちゃうでしょ?」
私の頭にコツンっと軽めのゲンコツをした。
「だってー。お母さんあのアイドル好きって言ってたからー。」
「だからって、LIVE会場で迷子は止めてよー?グッズとか買いたいし。あっ、あのタオル欲しいかも。アレも。」
お母さんは、どうやら【Shining stars】がお好きなようで。そのLIVEに来ています。
私?私はLI-LUCKのファンですから。ブレませんよ。
おっと、そろそろLINEの時間なようです。
―Shining starsのLINE―
「皆ー今日はありがとうー!!愛してるー。」
「「キャァァァ―――。」」
「次のLINEもお楽しみにー!!最後は皆でー。
せーのっ!!!」
「「今日も皆で輝く笑顔!!輝く星はShining stars!」」
―LINE後―
「千景ー。面白かったわねー。」
私もあんな風になって見たいなー
「お母さーん私、アイドルになりたい!!アイドルになって皆を笑顔にしたい!!」
紅条千景5歳。今日、目指したい物が決まりました!!
「いーわねー。応援するわよ?」
「ねねっ、お母さん!あの歌、歌おう?」
あの歌とは、Shining starsの歌だ。
「~♩~~♪~~~」
「良し、お母さんも歌っちゃう!~♪~♬♩~」
お母さんの手を繋ぎながら歩く帰り道。
神様に感謝です。アッチの世界では引きこもっていたからこういう事は余り無かったからね。
「あの、少し良いですか?私こういう者何ですが...」
途中から、私1人で歌って居たら知らないスーツを来た人に声を掛けられた。名刺を見ると。
〖
多智花事務所は、芸能系の事務所だ。
「多智花事務所、社長の方が私達に何か?」
「お子さんの声が聞こえまして、5歳でその声は凄い逸材だと思ったので声を掛けました。
私らの元で最練習すればアイドルに慣れるでしょう。」
頭を撫でながら言った。
成りたい!そう思った。
「お母さん。私!アイドルになりたい!!」
お母さんの服を握りしめて言った。
「そうね!この子もそう言っているので、そうします!」
お母さんも同意してくれた!!
「良かったです。では、明日、□▲の☆■◆に午前9時に来てください。」
やった!!そう言えば多智花って、何処かで聞いたことあった様な...
まぁ、いっか!
▼千景は、歌唱力が10上がった。残り64。
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