STEP.05 レビューを書くのは難しいかな?

 皆様こんにちは、お疲れ様です!

 今回は、応援コメントと並んで活用していきたい『レビュー』についてお話しますね。例にれず、ながやんが感じて日々思ってること、実践してることを書いてみます。これぞ正解! というベストアンサーはまだ自分の中になく、それでも好ましいんじゃないかなと思ってることをつらつらと。

 皆様も是非ぜひ、自分なりのレビューの書き方、色々工夫してみてくださいね。


 レビューは文字通り『その作品を他の方にも読んでもらおう、そのために俺も宣伝に一役買うぞ!』というものです。あなたの書いたレビューが、あなたの好きな物語を盛り上げます。まだ未読みどくの方が、あなたのレビューを読んで『おっしゃ、読んだろかい!』となることもあるでしょう。

 ただ、難しく考えてはいけません。

 レビューの基本は、応援コメントと同じです。

 気楽に、気軽に、いいと思ったら書きましょう。

 皆様の中にも、レビューを書く際の心構え、自分なりのルールがあるかと思います。それは勿論もちろん、ポジティブなもの、公共のルールやマナーに反しないものであれば、ガンガンやってみるべきです。でも、あんまり身構えて硬く考えず、感動したり面白かった時にこそ、書いてみるべきです。レビューはあとから書き直せますし、あまり難しく考える必要はありません。資格も才能も不要です。自分なりにまずは書いてみる、これですね!


 さて、御存知ごぞんじの通り、カクヨムには作品の検索機能があります。そして、キーワードやタグで検索した作品は……ほぼ必ず『タイトルとキャッチコピー、』表示されます。そう……レビューが一つもない作品は、検索画面でレビューの部分が真っ白! 

 自分も経験がありますが、少し寂しいです。

 だからこそ、レビューを頂けた時はいつも嬉しいですね。

 レビューは単純に、あなたが読んだ作品を応援する効果があります。検索を介して作品の入り口に立った人間に、作者と一緒に宣伝することができるんです。だからこそちゃんとしたものを! と思うこともあるでしょう。しかし、まずは書いてみること。レビューのタイトルと、ほんの一言二言でも大丈夫です。具体的な話や創作論、内容に踏み込んだ話や表現力もそんなに必要ありません。面白かったですよ! オススメですよ! って、まずは書いてみるのがオススメです。


 では、レビューを書く上で気をつけなければいけないことは何でしょうか? まず、タイトル。これはこれは作者が考えてつけたキャッチコピーと並んで表示されることがあります。つまり、表看板みたいなものです。。キャッチコピーと並ぶこともちょっと考えてタイトルを付けると、作者さんもニヤリとするかも。勿論、面白い! とか、とうとい! オススメ! ってだけでも、凄く嬉しいものです。あとは、本文に関しては細かな点をいくつか……これも必ずではありません、ちょっと考えてみてくれると嬉しいな、ってレベルのものです。


1.ネタバレは避けましょう

 オススメです、超面白いです! ラスボスが実はあのキャラで……なんて書いてしまうと、それだけで知らぬ間に好きな作品の魅力を奪ってしまうことになりかねません。世の中には『結末や展開の先を知らずに、自分で読んで物語を解き明かしたい』という、ネタバレの苦手な方が少なからず存在します。そうした方のためにも、少しだけ気をつけてあげると、優しいレビューになりますね。


2.批判批評ひはんひひょうをする場所ではありません

 ながやんは批判批評というものに対して、。ただ、これらはTPOをわきまえる必要があり、批判批評には『把握』『分析』『考察』が論理的に積み重なってなければなりません。何より、作品に対してリスペクトを持ち、礼儀と礼節をわきまえてやらないと、悲劇的なことになるでしょう。このことには、いつか触れていこうと思います。

 で、レビューというのは『どうしてこの作品がオススメなのか』『何故読んで欲しいのか、魅力は何か』を語る場所です。どんな作品にも、ちょっとした穴や不都合、設定の矛盾むじゅんやギクシャクした話運びがあるかもしれません。そうしたことを話題にせず、むしろ『何が良かったか』をポジティブにつづりましょう。気になる点があっても、それはレビューで書くことははばかられます。め上手になるのが、いいレビューの秘訣ひけつですね。


3.全部読んでからでなくても、いいと思ったら書く、これでいいかもしれない

 皆様の中には、最後まで物語を見届けて、その完結まで読んでからレビューをつけたい……そう思う方もいるかと思います。そういう気持ちは、自分は勿論、多くの作家さんにとって嬉しいと思います。最後まで読んでくれた、その上でレビューまで……嬉し過ぎます。尊い!

 同時に、最初の数話を読んで「これは!」って期待感を持った時。

 中盤まで読み進めたら、アッと驚く展開で度肝ドギモを抜かれた時。

 何気ないシーンでも、好きなキャラがかわいかった、格好良かった時。

 たくみな記述きじゅつトリックや、圧倒的な文章力に気圧けおされた時。

 どんな時でもいいです、早すぎるとか半端な時期だとか、そういうことは一切ありません。書きたいと思った時、気楽に書いてもいいものだと自分は思っています。今、俺は私は! この作品をしたい! って思った時は、迷わずレビューを書くのがオススメです。


 ただ、注意しなければいけないことが一つ……レビューを書くことは、その作品にほしを入れることです。★を入れた上で、その作品をオススメして応援する、それがレビューです。だから、決して他者にレビューを強請ねだってはいけません。勿論、自分はレビューも★も欲しいです。欲しくて、欲しくて、震える……ってくらい、欲しいです。ただ、それを交流を持った親しい作家さんや、仲良くなった方にお願いしたりするのはひかえましょう。まして、面識のない人にレビューを強請る、これは絶対につつしまなければいけません。自分達カクヨム作家は、★を欲しい、レビューを欲しいと思った時は……創作の発表と宣伝でのみ、活動するのが望ましいかと思われます。


 最後に『レビューを書くのって苦手なんだよなあ』という、そこのあなた! オススメのやり方があります。皆様は、本屋さんに行くことはありますか? 大きな書店に行くと、平積みされた新書やハードカバー、文庫本に漫画の単行本と、多彩な書籍が売っています。そして、。主に紙で作った、小さな看板かんばんのことですね。

 書店に行ったら、買い物のついでで結構です。目的の本を手に取った、その近くにポップがないか探してみましょう。店員さんが考えたポップ、出版社がキャンペーンに使ってるポップ……とても参考になります。それを読んで、まずは真似まねから始めてみましょう。大丈夫です、誰でも最初は模倣もほうから始まるんです。他にも、ヴィレッジバンガードなんかはポップが凄い独創的なことが多いので、オススメですね。

 ポップはいわゆる『レビューのお手本』です。内容は玉石混交ぎょくせきこんごうでしょう。ただ、街で見かけていいなと思ったら、積極的に真似てみましょう。その作業はやがて、あなたの中に『自分なりのレビューの書き方』を育てていきます。よければ是非、試してみてくださいね♪

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