STEP.03 創作のアンテナを広げていこう!

 さて、前回まではカクヨムにおける『発信』のお話をさせていただきました。皆様はカクヨム作家として、新作を書いたり作品の続きを書いたりする、これがまず一つの発信です。そして、それをSNS等で宣伝し、告知した上で読んでもらうという周知活動……これもまた大事な発信です。

 では、カクヨムにおける『受信』とは何でしょうか?

 カクヨムを含むweb小説の業界では、発信と同じくらい受信が大切です。

 そして、その両方を互いにやりあう『』までお話させていただきたいと思います。


 小説に限らず、全ての創作活動にとって受信、入力……いわゆるインプットはとても大事です。あなたは朝のスクランブルエッグから新作の構想を得るかもしれないし、通勤や通学で目にした些細ささいな光景がアイディアをもたらすかもしれない。漫画や映画は勿論もちろん、専門書やえっちな本を読んでもいい刺激を得られるでしょう。

 創作家にとっては、全てが自分へのインプットです。

 ただ、ただ緩慢かんまんにそれらを流していては、十分な刺激を得られません。

 そして、そうした刺激を得つつ、同作仲間との交流に繋がるかもしれない受信作業……それが『』ということです。


 ここでまず、誤解しないで頂きたいのですが、世間で言ういわゆる『相互にほしを入れ合う互助会ごじょかい的な構造』は、これは交流とは呼びません。カクヨムでは、何らかの利益を提供(金銭、物品、そして当然★)して、見返りに★を得る行為を禁じています。

 では『いい作品を読んだので★をつけたら、その作者さんが自分の作品を読んでくれて、しかも★を入れてくれた』としたら、どうでしょう? お互いに★を得たので、これは相互の不正な関係になるでしょうか?

 答えは、ありえねーです。

 あくまで『読んで得られた感動や刺激を、★として作者に伝える行為』、これは正当なカクヨム内での活動です。そして『自分の作品を読んでくれた、そんな読者さんの作品も気になったから読んだ』としたら……これは至極しごく真っ当なことです。結果、自分にマッチしない作品ならば、当然★は得られないのですから。

 世の中では『お前に★入れるから、お前も俺に★を入れろよな!』という、いわゆる相互の不正な関係と……『お前が読んでくれたし★くれたから、お前の読んだわ……よかったから★入れたわー』は、全く違うことです。そして、互いに★を入れあっている為、双方は『結果だけを見てどっちが不正家、どっちが真っ当な交流か』を判断することはできません。これはいわゆる、です。


 そういった意味でも、なんら恥じることなく『色々読んで受信する、いいなと思ったら応援コメントや★を入れる』という活動を積極的にしていきましょう。それは自分の読者に『俺は私は、最近こんな作品に★を入れたよ、こういう作品が好きだよ』と伝えることにもなります。

 そして、ちゃんと読んだ上での★を嫌だと思う作者は、そうそういません。

 そうした方が、お礼という訳ではないけど読む側になってくれる……そういう事態に発展しても、それは正当なカクヨム内での交流が発生したということになります。


 心理学でも、多くの人間が無意識に『親切にしてもらうと、親切にお返ししたくなる』という心理状態になるといいます。つまり『読んでもらえると、読んであげたくなる』という状態になるかもしれないのです。人間の心理とは、無意識にそういう状態になることがある訳です。

 ただし、ここでも気をつけなければいけないことがあります。

 それは『読まれたいから読む、★が欲しいから★をつける』のはやめましょう。

 あくまで、見返りを期待しないこと、相手に自由な選択以外を求めないことです。積極的に受診行動として、他の作家さんの作品を読み、レビューや応援コメントをつけても……勿論、相手が自分の作品を読んでくれるとは限りません。

 そんな時『何で読んでやったのに、読んでくれないんだよ!』と思わないことです。あくまで、あなたは好きなものを読み、それに好きなだけ★を入れ、気の合う作者さんは積極的に応援する……けれども、それに対して相手に何かを求めてはいけません。それでは、相互に★を入れ合いたいと思っている、いわゆる不正な★を取得している人間達に近付いてしまいます。

 カクヨムでは、作品の質で勝負し、それをわかってもらうために宣伝をします。同時に、自分と同じように創作と宣伝を頑張ってる無数の作家さんに、自分からも積極的に触れていきましょう。カクヨムには、その作品の数だけ価値観と作風、作家性が満ちています。それに触れてみる、その影響を受信してみることは、あなたの創作活動を豊かにします。その上で、もしかしたら気の合う創作仲間ができるかもしれません。


 次回は、カクヨムの作家さん達と交流する上で欠かせない『応援コメント』や『レビュー』について語りたいと思います。勿論、自分自身も完璧に上手くやっているとは思えません。ながやんも未熟な人間、まだまだ試行錯誤しこうさくごの日々です。しかし、応援コメントやレビューにもやはり『好ましい書き方』や『ひかえるべき書き方』が存在します。そして、それをわきまえれば、これはいい! これ好き! と思った瞬間に迷いなく書き込める……書き込めたら、自分も作者さんも嬉しい。そういうものです。次回は、応援コメントやレビューをもっと気軽にする方法、一緒に考えてみましょう♪

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