ぼくを狂わせた狂った野郎の話~一生恨んでやる~
竜田 ベンゼン
第1話えっ?
えっ?!
ぼくはやってない。
ある日 ぼくが高校から下校していたときの話である。
その日は 雨が降っていた。
しかし傘を忘れたため 濡れながら歩いていた。
まぁ傘をささなくても
なんとかなる程度の雨であった。
鉛色の空がぼくの頭上に広がっていた。
ぼくは、学校から駅まで近道をするために少し裏道を歩いた。
裏道は最初、住宅街を通る。
住宅街を抜けると畑がある。
畑の当たりは見通しがいい、そして畑を歩いていると正面に公園が見える。
まぁ、人通りは多いところではなかった。
ぼくは数学の公式をぶつぶつ言いながら
歩きながら帰っていた。
雨の日であったため公園で遊んでいる子供もいなかった。ぼく一人だけであった。
一人で歩いていた。
畑の当たりにトラックとその後ろに乗用車が止まっていたのは覚えている。
窓ガラスが黒い感じであったため、乗用車の中に誰が乗っているのかはわからなかった。
ぼくは畑を過ぎて正面に公園が見た。
公園のなかを通って近道をすることもできたが しなかった。
ぼくは公園を避けるためいっとん左に曲がって今度は右折そしてまた右折をするという道にすることにした。
ぼくは最初の左折とその次の右折をして歩いていた。
そのとき 背後から大人が歩いてくる気配を感じた。
歩きというよりは はや歩きであった。
ぼくとその人しかいなかったため、
少し恐怖を感じて 少しぼくもはや歩きにした。
すると その人はもっとスピードをあげた。
このとき ぼくはさらに怖くなった。
ぼくは その人が歩くスピードをぼくと張り合っているだけかも知れないと思い、ゆっくり歩くようにした。
そうすると その人もスピードを少し落とした。
ぼくは ついその人の方を見てしまった。
そしてその人と目があった。
その人はにやっと笑った。
気持ち悪かったし怖かった。
ぼくは男子高校生であるし背もある方なので ぼくの事を可愛いとか思うわけはないし…。
その人はまたスピードをあげてぼくに近づいてきた。
その人はぼくに近づきながら、
『お前子供見ただろ?!!!』
って言ってきた。ぼくとその人しかいないから 大きな声でなくてもいいのに
とても大きな声で言ってきた。
そのときの表情もにやけているようであった。
その人は、ぼくよりも背が高くがたいがよかった。
ぼくを狂わせた狂った野郎の話~一生恨んでやる~ 竜田 ベンゼン @hoshimaru
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