時には違うコンビも...
ふぁぁー.....
今日も遺跡の探索するか.....
もしかしたら今日こそ珍しいものが見つかるかもしんないからな。
ん?あれはスナネコじゃないのか?
なんだってこんなとこにいるんだ?
「んあ?ツチノコじゃないですか!
おーい!こっちですよー!」
「うぉ"ぉ"ぉ"い"!!大声で呼ぶなよ!!セルリアンにきづかれちまうだろぉー!?」
ったく....
「あ、あの赤いのはなんですか?」
「セルリアンだよ!!逃げるぞ!!」
全くなんでこいつはこんなにのんびりしてんだよ!!
セルリアンに喰われてたかもしれんのに.....
─────────────────
ふわぁぁ.....
ツチノコに手を握られちゃってます//
少し照れますね///
あっ、もう離れちゃいました....
「ったくなんでセルリアンもわかんないだよ!?危ないだろ?」
「いやー、遠くにいたからあんま見えなかったんで」
「全く.....セルリアンに襲われたらどうすんだ?」
「何言ってるんですかー?ツチノコが助けてくれるじゃないですかー」
「な、何言ってんだ///キシャァァーー//」
相変わらず照れてるとこも可愛いですね。
「何考えてんだー?」
「いえ、ツチノコは可愛いなーっておもっただけですよ」
「.....な、何言ってんだよ////」
あれ?いつもと違う反応ですね....
でもやっぱかわいいです。
「お前だって、か、かわいいって思うぞ///」
「ああ、はい。そうですか。」
「なんだよ!!」
やっぱりかわいいですね。
「でも、私のこと可愛いって思ってくれてたのは意外でした。嬉しいですよ。ツチノコ。」
「うぅ///」
「あ、何か聞こえませんか?」
「ん?何も聞こえないが?」
「いえ、あっちから.....」
「あ、おい!」
─────────────────
なんなんだよ....
散々俺のこと弄んで.....
ちょっと嬉しかったのにな....///
「俺だってかわいいなんて思われてて嬉しかったぞ...(ボソッ)」
「あ、ツチノコ。一緒に来てくれますか?」
「のわ"ぁ"ぁ"ーーー!!なんだぁ"ぁ"ーーー!!!」
「なんだって、スナネコですよ?」
「いや、済まない。それより、俺はついていくぞ」
「おー、ありがとうございます。」
ふぅー.....
スナネコには聞かれてなかったか....
「それより、ツチノコでもかわいいって言われると嬉しいんですね。」
「んなっ!!」
「もっと言ってあげましょうか?」
「言わなくていいぞ!ただでさえ恥ずかしいのに....(ボソッ)」
「あのー、ツチノコ?ネコ科の動物は耳がいいんですよ?」
「あっ、そうだったな......///」
うわぁぁぁーーーーー!!!!!!
全部聞こえてるじゃないか!!
俺は馬鹿なのか!?
相手は猫だって分かりきってたのに!!
「でも大丈夫ですよ。ツチノコがそう思ってることは知ってたので。」
「なんでだよ///」
「ずっと照れてて疲れないんですかー?」
「誰のせいだよ!!」
「まぁ、見てて飽きないのでいいんですけどね。」
「じゃあ言うなよ!!」
「まぁまぁこれくらいにして、早く外を見に行きましょ?」
「あー。行こうか。」
はぁー.....
やっと終わった......
それにしてもスナネコは耳いいな。
なんも聞こえないぞ?
─────────────────
やっぱりツチノコはずっと見てても飽きないですね。
だから毎日ツチノコのところに来ちゃうんですかね?
まぁいいです。
早く音のする所を見に行くんです。
ツチノコと一緒に。
「....ですよね?ツチノコ。」
「あー?何がだよ。」
「何でもないですよ。」
「なんなんだよ.....」
これからもツチノコとは一緒にいたい....いや、これからもずっと一緒にいますよね?ツチノコ。
─────────────────
スナネコは心配だな。
俺がいなかったらすぐセルリアンに喰われちまうんだろうな。
だから、いつも俺が傍にいないとな。
─────────────────
だから 2人 はずっと一緒。
いつまでもいつまでも。
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