会話をするサーかば

サーバル「ねぇ、かばんちゃん」


かばん「ん?どうしたの?」


サーバル「今日も楽しかったねー」


かばん「そうだねー」


サーバル「かばんちゃんと会ってからはずっとずっと楽しいことばっかりだなー!」


かばん「あはは、ボクも楽しいよ」


サーバル「特にさー、ヘラジカたちがライオンたちを倒すぞーって頑張ってる時とかー、ハカセたちがかばんちゃんにかれー...だっけ?を作らせたりとかー、あと、かばんちゃんが木登りできるようになったこととか!色んな楽しいこと、嬉しい事があったねー」


かばん「そうだねー。あ!サーバルちゃんの事他のフレンズから聞いたよー?」


サーバル「なになに?わたしのなにを聞いたのー?」


かばん「えーっとねー、ヒグマさんから『サーバルがお前のために火に対する恐怖心を克服したんだぞ』って」


サーバル「きょーふしん?」


かばん「えっと、火のことをこわいーって思うことかな?」


サーバル「あ!うん!そうそう!わたしかばんちゃんのために火、使える様に、なったんだよー!これからは切ること以外でもりょうりを手伝えるんだよー!すっかり言うの忘れてたー」


かばん「あはは、サーバルちゃんらしいや」


サーバル「てゆうか、かばんちゃんってわたしの傍からはなれないよねー」


かばん「それはサーバルちゃんだってボクの傍からはなれないでしょ?」


サーバル「そうだねー、好きだからね!」


かばん「ボクも一緒だよ!」


サーバル「えへへー。そうだ!わたしジャンプ力上がったんだよー!みてみてー!」ピョーン


かばん「いつ見てもすごいなー。でもあんまり分かんないよ」


サーバル「そうかなー?」


かばん「あ!ジャンプ力といえばさー、サーバルちゃんが前に話してくれたカラカルさんってゆうフレンズとはまた会えたの?」


サーバル「ううん、まだ会えてないよー。でもどうせ会うなら、かばんちゃんのこと紹介したいなー」


かばん「もし、サーバルちゃんがボクのことを紹介するなら、どうやって紹介する?」


サーバル「えー?この子はかばんちゃんって言って、ヒトのフレンズなんだよ!考えることが得意でー、いっつもみんなを楽しませてくれるんだー!

かばんちゃんってゆう名前は初めてあった時わたしがつけたの!それでねー、そこからかばんちゃんはまだ何の動物のフレンズか分かってなかったから、それを知るための旅が始まるんだよー!道中色んなフレンズたちと会って、助け合ってとしょかんに到着してー、かばんちゃんが何の動物かをハカセに聞こうとしたら、ハカセたちがかばんちゃんにりょうりをさせてねー?それで...」


かばん「えっと、ごめんね?説明してくれるのはありがたいんだけど、そう長いと相手も聞くの疲れちゃうんじゃないかなー?」


サーバル「えー?まだまだこんなんじゃかばんちゃんの魅力はつたえきれないよー」


かばん「あはは、ごめんね?」


サーバル「かばんちゃんは悪くないよー。そうやってすぐあやまるんだからー。もうかばんちゃんはしばらくの間ごめんなさい禁止!」


かばん「えー?まぁサーバルちゃんの言うことは聞かなくちゃね!」


サーバル「かばんちゃんは偉いねー」


かばん「そういえばサーバルちゃん、もうボクたちが冒険し始めて1年以上経ってるけど、そろそろキョウシュウちほーに帰らない?」


サーバル「かばんちゃんが帰りたいならいいよ?」


かばん「とかいって、サーバルちゃん、他のフレンズさんたちと会いたくて仕方ないでしょ」


サーバル「えー!なんでわかったの!?」


かばん「だって、いっつも友達想いのサーバルちゃんが友達に会いたくないなんて言うはずないもの!」


サーバル「あはは!そうだね!ありがとかばんちゃん!」


サーバル「ねぇ!ゴコクちほーにいたフレンズたちさー、みんな優しかったよねー」


かばん「そうだったね!例えば、セグロジャッカルさんは、最初は少し怖かったけど、パークの平和を守るために、ずっとパーク内をパトロールしてるって言ってたよね」


サーバル「すごく忙しそうだったのに、わたしたちにちゃんと協力してくれたよねー!」


かばん「うんうん、実際、大型のセルリアンが出てきてもジャッカルさん1人で倒せてたもんね」


サーバル「ねー、わたしセグロジャッカルにねー、かばんちゃんが寝てる時にねー、お前らは最高のコンビだよ!お前らならどんな困難でも打ち破っていける!でもそのためには、サーバル、お前がしっかりかばんのことを守ってやるんだぞ!っていわれたの...」


かばん「サーバルちゃん、心配しなくて大丈夫だよ!サーバルちゃんにはすっごく助けてもらったよ?多分サーバルちゃんはこれからもずっとボクを守ってくれると思うけど、もし、ボクが1人で生きていけるようになったとしても、ボクはサーバルちゃんのもとをはなれないからね?」


サーバル「あたりまえだよー!多分その時にはわたしがかばんちゃんなしで生きてけないかもしれないー!」


かばん「もしそうなったら、ボクがサーバルちゃんを守るからね?」


サーバル「うん!その時はお願いするよー!」


かばん「うん...そろそろ寝ようか?」


サーバル「そうだね!かばんちゃんに合わせてたらわたしもすっかり夜行性から昼行性になっちゃった!」


かばん「あはは!ボクにずっと合わせてくれて、ありがと!サーバルちゃん」


サーバル「うん!こちらこそずっとわたしの傍にいてくれてありがとね!」


かばん「えへへ」


サーバル「あはは」



かばん「ふぅ...そろそろホントに寝ようか」


サーバル「そうだねー、笑い疲れちゃったー」


かばん「あはは、それじゃあまた明日、キョウシュウちほーに帰ろうね。おやすみ、サーバルちゃん」


サーバル「うん、おやすみ、かばんちゃん」

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