サーかば サーバル、酔う

「ふわぁぁぁーーー.....」


なにしてたっけ....?



ああ、そうだ。かばんちゃんと一緒にお昼寝してたんだった。

かばんちゃんは起きたかな?


「zzz...」


まだ寝てるなー....

ひまだなー.........


.........

.....あれ?なんだろ。


変なとこだなー....


あれ、なんか置いてある....


ん...この匂い...

なんかふわふわするー...♡



-----------------



「ん......あれ?サーバルちゃん?」



サーバルちゃんがいない....

ボクを置いて1人で行っちゃうなんてことないとおもうんだけどな....

でも1人だと心細い....

もしサーバルちゃんがいなくなっちゃったりするのは、嫌だ....!


「サーバルちゃん!?サーバルちゃん!!」


「うーん?なーにー?」


あ、あっちにいたのかぁ...

よかったぁ....

ん?でもなんであんなとこに...



-----------------



うへへー♡

ハァハァかばんちゃんがよんれるー♡



「サーバルちゃん!大丈夫?顔、真っ赤だけど...」


「うーん?らいじょぶだよー♡」


「ホントに大丈夫!?呂律回ってないよ!?」


「大丈夫だってー」


心配してくれてるかばんちゃん可愛いよー♡♡ハァハァ///



-----------------



大丈夫かな...サーバルちゃん...


「かばんちゃーん♡ハァハァ//なんか、身体があついよー♡」


ガバッ


「うわぁー!?サーバルちゃん!?」


「こーしてるとなんかきもちーの♡」


抱きつくだけならいいんだけど...


それにしてもどうしてこんなことに...


あ、あれって....


「あれは土産屋だね」


「うわぁ!!ラッキーさん!?」


「恐らく、サーバルはあそこでマタタビを嗅いだんだろうね」


てことは、サーバルちゃんは今マタタビで酔ってるってことだよね?


「ラッキーさん、この酔いが醒めるのは、いつ頃になりますかね?」


「検索中...検索中...

多分、明日の昼ぐらいだよ」


じゃあ、明日の昼までこのまま!?

でも、いいかも...♡


ブチュウ...


「ん!んー♡ぷはぁ!うみゃあー♡

ハァハァ」


「サーバルちゃん♡サーバルちゃん♡ボクも気持ちいいよ♡」


明日の朝、ボクはサーバルちゃんが戻っていることに気付かず、昼までその行為を続け、サーバルちゃんに2日間口を利いてもらえなくなることを、今のボクには知る由もなかった。

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