5.ライカンスロープ
「外見」
狼と人間が合わさった姿ということで、少なくとも二足歩行の形をとっているのは間違いありません。その場合、上半身の筋肉が極度に発達している姿をとる作品が多いようです。こういった場合、おそらく人間状態で来ていた服は破れてしまうので、彼らが高級で繊細な服を着ているというのは些か考え難いことです。こう考えると「北斗の拳」のケンシロウは、あの世紀末によく毎回服を調達してきますね。盗んでいるのでしょうか?
「特徴」
ライカンスロープは狼になることもできます。まず、狼に変身するのかしないのかを決め、変身するとしたならば、その条件を設定します。多いのは言うまでもなく、満月の光です。その他、強大な魔力を有する者が変身できるなど、多くの選択肢があります。
変身しないのであれば、人間やヴァンパイア、竜人との差別化を図るために何かしらの特徴をつけてあげましょう。そうですね。例えば、知能は持っているが、集落をつくらず、移動しながら暮らす遊牧民的生活を送っているとか、野菜は食べられず、その代わりに肉は生で食べても食中毒を全く起こさないとか、こうした小さな設定も、定めておいて損はありません。
「生息地」
狼と同じような生活を送っていると仮定すれば、森や雪原などに住んでいるでしょう。集落をつくるのか、否か。それも彼らのアイデンティティを左右しうる設定です。ただ、より人に近ければ、交易などの関係上多少自分たちに合っていない場所にも適応していくことも視野に入れておきましょう。
肉食と仮定すると、砂漠に住むのは難しいでしょう。同地域で生きていくとなれば、キャラバンの傭兵として生活するなどがありますが、どちらにせよ自分たちの手で育て、得た食料で生活して言っているわけではありません。人間やその他の種族に寄生するなどしてしか生きられない、私はそう考えます。
「亜種」
肉だけを食べると言っても、魚はどうでしょうか? もし食べないのであれば、海辺に住み、魚介類を食すライカンスロープは亜種となります。シーライカンとでも言いましょうか。
魔法で変身するのであれば、多少の魔力は持っているはずです。その中でも少なからず魔法が得意なら、そちらも亜種になりましょう。ただ、彼らの得意な魔法は自分自身を強化するもののみかもしれません。
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