　〈概要〉

　マインクラフトをプレイしたことのある方なら、よく耳にしていると思います。バイオームとは、気候帯によって区分された生物の集まりのことです。例えば、ツンドラ・針葉樹林・夏緑樹林・ステップ・サバンナ・雨緑樹林などがその例です。左記のバイオームの名前を見てわかる通り、特徴的な植生を持つものがほとんどなので、まずは植物を作成していくと楽です。こうして生物群系をも設定していけば、自分だけのファンタジー世界に彩りが生まれること間違いなしです。

　生態系・そして人々の生活様式のどちらかを作れば、その地域はあらかた完成します。そしてどちらか一方を作っておけば、もう片方は自動で決まるので、得意な方から着手してみましょう。

　生態系は頂点を決めて、それから一つ位階の低い生物を決め、さらに低い生物を……という風に作成すると、割かし楽に枠組みは決まります。こだわりがない場合は、生態系を深く作るのはやめておいたほうが得策です。実際は食物連鎖は食物「網」といわれるくらい複雑な関係ですからね。

　〈水中〉

　同じように、水界バイオームというものもありますが、こちらは「人魚に水中王国に招かれた」などといった物語を創らない限りは必須ということはありません。

　でも、こういった水中世界は、大変幻想的な風景を醸し出しますので、他の作品と一味違ったものを作りたい場合、そして作中で描写していく場合は作ってみましょう。

まとめ：新たな環境を生み出したいならば、自分で「バイオーム」を作成するのも手だ。この概念はフィールド・環境の整理にも活用できるため、是非とも頭に入れておいてほしい。