四章:魔法
1.意義
魔法とはまた何とも不思議なものです。一体全体、この世に「魔法」という存在を知り尽くした人はいるのでしょうか? どのくらいのファンタジー愛好家が、これについて深く考察したことがあるのでしょうか? そもそも、どうして魔法がファンタジーにしか存在しないのでしょうか?
そういった疑問がいくつもあるにもかかわらず、「ファファードとグレイ・マウザー」シリーズの作者、フリッツ・ライバーが造語した「剣と魔法」に如実に表れている通り、ファンタジーにおける「魔法」は人口に膾炙しています。
「意義」
魔法の創造に先立って、先ずはその意義について考えておかなくてはなりません。魔法の存在意義。軽い気持ちで書いたのが間違いだったと、今頃になって気づきました。相当難しいですね……。
では、魔法を現実の「科学」と同じ視点で見てみましょう。科学の存在意義となると、途端に簡単になってきませんか? 様々な理由があるにせよ、その大部分は「必要に迫られたから」というものに落ち着きます。ですから、ここでは魔法の意義を「必要に迫られたから」ということで通していきましょう。案外あり得ますね。ドラゴンや魔獣などが存在するファンタジー、武器だけでは人間・魔族は滅びてしまうかもしれません(この案では、魔獣などを世界に創造しない方は置いてけぼりですが、他に思いつきませんでしたので……ご容赦ください)。
まとめ:ファンタジー世界の「魔法」を作成するには、まずその意義を決めておくこと。土台がしっかりしていれば、余程のことがない限り、破綻はまずない。
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