切ない……。その言葉がずっとまとわりついてます。一見浅はかに見える考え方も、流れを追いかけて繋げると深いんですよね。そこには、子供とか、大人とかいう概念はなく、人と人の繋がりを飾らずに表現されているようにも感じました。
本編でちょっと謎だった部分が解き明かされていくようで、より深く本編を楽しめる内容でした。頭の中で欠けていたパーツがはまる快感と言いますか、足りなかったものが満ちる瞬間の感動が心地よいです(^-^)
はかなくて切ない、だけど訴えるものがある。そんなエピソードでした!
作者からの返信
本編の宮原は篠原にとって、都合がよすぎるというか、いい子過ぎるというかそんな感じだったので、篠原を好きな理由は、ただ顔がいいからとかそういう普通の好きとは違う風にしたかったのですね。
元ネタを書いていたころから、宮原の過去って何か複雑なことがあったんだろうなと漠然としたイメージがありましたが、今回しっかり過去を決めることができて、その過去を切なく、深いと読んでいただけて、嬉しいです。
ああ。よかった。そういう謎というか、意図的に残した謎ではないので単なる説明不足なわけですが、その辺を補足したくて書いた番外編だったので、パーツがハマる快感と言ってくださって、目的通りのモノが書けていたのだと、安心しました。
そして、はかないとか切ないとか、言ってもらえるのがやっぱり一番うれしい私でした(笑)
今回もコメント、ありがとうございました(^^)
なるほどそういうことだったんだですか、お互いが似たような経験をしていたんですね。鏡に映った自分を見ているような宮原さんは切なかったでしょうねえ……
作者からの返信
もしも、篠原の方も宮原の気持ちを察していたら、何か違った結末もあったかもしれません。しかし、気づくのは宮原ばかり……。
そういう意味では、宮原は一人でそれを抱えているんですよね……。
コメントありがとうございました。