この作品もとても素敵でした。
登場人物1人1人に向けている著者さんの愛を感じます。いじめっ子ですら、ただのいじめっ子ではなくて、それぞれの悲しみを持っていて……。
大人になるって、恋をするって、どういうことだろう? みんながそれを分からない中で、手探りで答えを求めるように、求め合って、傷つけて。
やっぱり宮原さんが好きです。
体では大人っっぽいことをしているけれど、心は純粋な子供のまま。
お互いが本当に好きな人の「代わり」を求めて肌を重ねている。でも、お互いが似ていることに気づいて、本当に心で惹かれはじめてもいる、という舜介の関係がとても秀逸でした。
作者からの返信
素敵でしたと言うお言葉、嬉しいです(#^^#)
基本、自作の登場人物みんな好きです(笑)
しかし実は、ミノワは元々の設定は雑にしか決めてなくて、けど、意外とバカキャラが似合うのでは、と気づいた時から愛着がわいて、掘り下げてあげようと、この番外編でもうちょっと深く掘り下げることになりました。
宮原を気に入ってくださったお気持ちが、すごく伝わってきます。
本編を読んだだけでは宮原って、ご都合主義と思われるくらいにいい子過ぎるし、篠原のこと好きすぎるのでは……とちょっと思って、ただ篠原の顔がキレイだから好きになった、というのはしないでおこうと思いました。
なので、好きな人に似ているから、という彼女の都合で篠原を好きになったことにしました。
その関係が、秀逸、と言っていただけて、とても嬉しいです。
では、星とコメント、ありがとうございました(^^)
執筆お疲れさまでした!
色んな恋愛模様がありますが、例え両想いではないとしても、そこには確かに、精一杯恋にぶつかりあう儚くて切ない気持ちがあると感じました。
背伸びして大人の恋を求めようとする姿に、じんと胸にくるものがあり、いい作品を読んだなとしみじみ思いました(^-^)
素敵な作品と読書時間、ありがとうございましたm(__)m
後程、レビュー失礼させていただきますね!
作者からの返信
番外編もまた、読了ありがとうございます(#^^#)
レビューの方もたくさん嬉しいことが書かれていて、感激です。
大人になりたくて無理に大人ぶる話、具体的な作品を思いつかないくせになぜか、ベタなのでは? と思ってしまっていましたが、じんとしてくださって、嬉しいです。
本編と比べて劣っていないクオリティというお言葉に喜んでいます。
短編を、ほぼ書いたことがない、に近い私が、前後編で納める、というのはなかなかの挑戦でした。結局、宮原編は中も作ってしまいましたが(^_^;)
それでもいい感じな出来になっていたようで、自信になりますね。
思春期の背伸びをする感じ、伝わったようでよかったです。
恋に、感情に振り回されて、背伸びして。
そんな思春期の頃は、心がトゲトゲして、本音を隠して飾る余裕もないようで、隠して余裕ぶって大人ぶりたい、というようなところがあった気もします。
まぁ、私が感情をある意味で直球にしか書けないので飾っていない、ってだけかもしれませんが(笑)
本当に小森さんにはいつも、嬉しいお言葉を貰っています。
正直、自分の全盛期はもうとっくに過ぎていて、徐々に小説書くのが下手になっている気がしていて、ときどき書くのやめようかな、と思う時がります。でも、それでも、嬉しいお言葉をもらえると、ぼちぼちとでも頑張ろうと思えます。
もしかしたら次は、すでに書いている話の続編か過去話になるかも、と思っています。
前々からいろいろ想像していたのもありますが、今回、番外編書くの面白い、と思ったせいでもあります(笑)
本当に今回、本編、番外編、ともにお付き合いいただけて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
宮原さんの方から見て、彼女が傷つかずに前を向いて行けるようになってよかったなとしみじみ感じました。
本当に好きになるってどういうことか、正直言って大人になってもわかりません、永遠の謎です(笑)
でも束縛する「好き」と、許せる「好き」は違うんですよね、相手のことを考えて好きになる宮原さんは十分大人の考えに近づいていると思いますけれど……
いい意味で本編の感傷を癒すようなサイドストーリー、面白かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
宮原が前を向いて行けたことを、よかったとしみじみ感じてくださってうれしいです。
本当に、『本当に人を好きになる』ってなんでしょうね。
今、色々考えましたが、結局なんて書けばいいのかわからなくなりました(笑)
人それぞれの『好き』には、人それぞれの人生が混じるのかなぁ、と考えてみたり。
ともかく、『十分大人の考えに近づいている』と言ってもらえて、きっと宮原も喜んでいることでしょう。
美緒編、宮原編、ともにお付き合いいただけて、嬉しかったです。
読了、コメント、ありがとうございました。