皐月少年はなんて優しくて、女心がわかって……、キザで(笑)、これは惚れてしまいます。
本編だけを読んでいると美緒が一方的に悪い感じですけど、裏でこんな感情を持っていたと知ると、すれ違いの悲しさを感じます。
結局誰が悪い訳でもないんでしょうね、箕輪君も自分の感情に正直過ぎたということでしょうか。
作者からの返信
皐月君はやたらと器の大きい男になりました(笑)
愛してあげることで、トラウマを持った嫌なことをする人は、嫌なことをやめるのか……? と考えると、実際どうなのだろうとは思うのですが……物語の中だけでもそうであってほしいなぁ、と思いつつ書きました。
トラウマを持っているから、って悪いことをして許されるわけではないですけど、でもやっぱり悲しいですよね。
箕輪も、自分の気持ちに正直に生きるってこと自体は、悪いことではないんだけど……って感じですよね。
ではでは。美緒編、読了ありがとうございました!
ちょっと違うかもしれませんが、『すれ違いの純情』という曲をなぜか思い出しました。歌詞に、好きだからこそ嘘をついたとありますが、それに近い感情があったのかなと思います。
子供と大人の違いは、単に物事をわかっているかいないかだけだと思います。悩み戸惑うことには大差はなくて、ただ、子供はわからないが故に傷つきながら翻弄されるのだと思います。そのあたりの感情の流れが上手く描けている分、やるせないと言いますか、成長していく一人の女の子を見守る心境になりました。
小学生でこんなことを思うのかといった話があったそうですが、特に違和感なかったと思います。特に小学生では男子より女子の方が大人になっているような感じがしますし、そのあたりの落差も描かれていて、本編とリンクさせて考えると、なるほどなと思うことばかりでした。
美緒ちゃんという、女の子の内面の変化を飾りなく危うげな雰囲気を保ったまま描かれた素敵なエピソードだと思いました(^-^)
作者からの返信
手段を選ばない、という点では、嘘をついてしまうこともあるでしょうね。選ばない、というか、こういう感情に振り回されてるときって、選べない状態なのかなぁ、と思ってしまいます。
だからって、嘘もいじめも許されるものではないですけど、でもなんで人間って、こういう感情に振り回されてしまうんでしょうね。
なるほど。物事を分かっているかいないか、ですか。
そうですよね。大人になっても初めてのことって、感情の振れ幅が大きかったりすることありますし。そんな感情の振れ幅が大きくなる『分かっていないこと』が多い子どもは、翻弄されることも多いんでしょうね。
成長を見守る心境で読んでいただけたとは、嬉しいです。
小学生の彼女の考え方、違和感がなかったというのもホッとします。
大人になる速度の落差、という点で、箕輪がとことんガキくさいのは、バカキャラの方が書きやすかった、ってのが大きいんですけれど(^_^;)
本当に、番外編を書いてよかったと思えるコメント嬉しかったです。
素敵なエピソード……ヾ(*´∀`*)ノわーいっ!
ありがとうございました。
美緒と転校生は少しずつ良いカップルになっていきそう。
そして、柔らかく優しく笑える女性になって、箕輪にも「ありがとう」と心の中で言える日が来るといいな、と思いました。
作者からの返信
うわぁ。とても素敵なお言葉をいただけたと思いました。
そうですね。自分も周りも愛してあげられる、感謝できる、素敵な笑顔の女性に成長できたらいいですよね。
コメント、ありがとうございました。