第16.5話バレンタイン‼︎
今日は、バレンタインデー!
「チョコ〜チョコ〜」
俺はいつにもなく浮かれていた。去年まではこの日が来ることが嫌でしょうがなかった、、
でも、今年は行ける‼︎ディアフルがくれるもしかしたらストラさんも⁈別に確定じゃないけどあんだけ仲良くしたし自分で言うのは何だけど今年は自信しかない!
「おはよ」
「おはようございます。今日は早いですね天さん」
「そ、そうか?(苦笑)」
いかん下心は隠して振舞わなければ!
好感度上げとかないとだな
「ディアフル今日はいつにも増して可愛いな」
「そ、そうですか?(嬉)」
よしよし!行ける、、
次はストラさんにもちょっと、、、
「おはようございますストラさん!」
「おはよう天くん」
俺の俺だけのためのアート‼︎
[ありがとう作戦]
「ストラさんいつもありがとうございます。朝ごはんも毎日作ってもらって、、もうストラさんがいないと俺ダメですね(汗)」
「そんなことないですよ(照)」
決まったか⁈照れてるストラさん可愛い過ぎるな、、、
俺は待った、、、今日一日ずっと、、、
なんでぇー!なんでくれないの⁈今年こそは非リアから脱出できると思ったのに、、、もう嫌だー
俺は泣いたベットの中で赤ちゃんのようにディアフルが心配して声をかけてくれても無視だ。くれると思ったのに(悲)」
俺は次の日起きるのは遅かった。悲しすぎておきれずにもう10時になっていた、、、
あれ?いい匂いがするクッキー?チョコ?俺は匂いにつられるがまま歩きキッチンに着いた。
ディアフルとストラさんがこっちを見て声を揃えて言った。
「ハッピーバレンタイン‼︎」
、、、俺は考えた。意味がわからない。俺は恐る恐る聞く
「昨日だろ?なんで今日?」
「天さん14日は今日ですよ?」
えっ⁈俺は慌ててメニューから日にちを見た。、、、14日って今日やん‼︎
「ディアフルちゃんと私で作ったんですよ!」
包みからお菓子を取り出した。中には凄く綺麗にできたチョコと少し焦げたクッキーが入っていた
「すいません。ちょっと焦がしちゃって、、」
俺は泣きながら焦げたクッキーを食べて2人にありがとうと言い続けた。2人は驚き笑っていた。
非リアじゃないというよりも心がこもったお菓子をもらえて心から嬉しかった。
昨日どうして泣いてたかなんて言えないw
次回
ロリ入場
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