第10話ステータス
俺が起きた時にはディアフルはベッドにいなかった。もう朝ごはんを食べてるようだ。いつもは俺の方が早いのに、、、やっぱ昨日の夜何か言いたかったのか、、
「おはよ」
「おはようです‼︎」
ディアフルは明るくなっている。それは良かったがストラさんがすごい目でディアフルを見ている。いつも遅くまでまで寝て寝ぼけているディアフルがシャキッとしているからだろう。
「みんな!朝ごはん食べましょう‼︎お腹すいたです!」
ディアフルは待ちきれない様子でこっちを見ている。ストラさんが小さい声で聞いてくる
「昨日の夜何かありました?」
「別に特には、、でも、何か暗かったです。」
あっちゃーっといった顔をしてディアフルの耳元で何かを言った。その瞬間ディアフルの顔は真っ赤に染まった。
「ち、ち、違いますよ〜(汗)そんな訳w」
何か笑ってごまかしたがストラさんは笑って朝ごはんを食べようと言って話は終わった。(なんだったんだろ?)
ストラさんが新たに話題をふってきた。
「今日みんなでステータス見に行かない?この街は一ヶ月に一回ただでステータスを発行できるの」
「発行?」
俺とディアフルは揃って首を傾げた
「えっ!発行も知らないで今までやっていんですか⁈発行は自分専用のカードをもらってそこにステータスを書いてもらうんです。ステータスが高ければ高いほど色々なところに行けるんです」
初耳だ!って言うかディアフルも知らなかったのかよ。護衛とか言う割にはあんまり詳しくないよな。汗
「そういう事なら行ってみるか!」
で俺たちは最初ストラさんのスカウトの時に話かけたイカツイ人にステータスを見てもらった
「おっ!やべっ俺レベル50になってる‼︎攻撃1500!」
「私は48です!天さんにレベル負けちゃいましたけど体力は6500もありますよ!(ふふん)」
マジかwでも笑顔でいてくれて良かった!ちなみに俺の体力5000w
「ストラさんはどうでした?」
「私はレベル61です。最近は守備をあげてるので守備は2000くらいあります」
レベルずば抜けてる!でもやっぱり迷宮ボスを倒した経験値か多かったからみんな前より強くなってる、、、
てっあれ?この前のボスとの戦いの時ディアフルが最後に使ったわざは威力が凄まじかった、、でも経験値貰う前でまだ弱いはずだし、体力にあれだげ経験値をふっていたら攻撃が弱いはずだろ?なんで?そういえば俺はディアフルとずっと一緒にいたのに、、アートが使えるようになったら表示が出るはずだろ?なんで気づかなかったんだ?やっぱりあれはアートじゃない?そもそもディアフルの本当のレベルはいくつなんだ⁈
俺は、聞きたい事はいっぱいあったがやっと明るくなったディアフルがまた暗くなるのが嫌だったので聞くのはやめておいた、、、
「天さん天さんどうしたんですか?そんな怖い顔して?次の迷宮に行くための買い物と作戦会議をしたいって話してたんですけどいいですか?」
我に帰った時ディアフルの顔が目の前にあってビックリしたが何事もないように「了解」と返事をした。
ディアフルの事はまた後でいいか、、、
次回
作戦会議
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