知ったこと
レギス視点
ミユ「あら?」
レギス「☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」
ミユ「ご機嫌ですね レギス様」
スウェルタとのお出かけを終えてレギスはご機嫌で帰宅
レギス「くれたの」
そう言ってレギスは貰ったオルゴールを見せる
ミユ「あら………これお高いやつですよ?」
実はミユの実家はオルゴールを専門に取り扱う専門店でオルゴールに詳しい
レギス「Σ(・ω・ノ)ノ」
ミユ「………時価で50万は下りません 今日の朝でしたら150万だったかと思います」
レギス「ふぇ!?」
ミユ「よく即金で払えましたね………」
レギス 私値段見てなかった………しかもスウェルタが他にも全額払ってくれてたし………
レギス「同業者の高ランク者ってのは分かってるんだけど………」
ミユ「少し調べてみましょう」
という事でレギスはパソコンを使ってスウェルタのことを調べてみる
レギス「年齢46歳、不老能力者、コードネーム「Wolf」、常に常備しているベレッタは人からの貰い物………?」
レギスが開いたその情報の詰まる場所の中でスウェルタの情報は極端に少ない………しかしその中にスウェルタの持つ銃の画像があった………そこでレギスはある子を思い出す………
???『姉ちゃん!!!!』
レギス『!!??レオン君!??』
レギス 昔まだ親に虐待されてた頃………刃物を向けられて切られそうになったのをレオンが助けてくれた………その時に肩に大怪我して………当時私が持ってた護身用のベレッタを自分なりのお礼のつもりで渡した………ベレッタは持ち手の部分に薔薇の刻印があって………スライドの部分には狼の刻印………「アルタイル」っていうアメリカの組織の人から貰った銃………護身用と言っても充分殺傷能力はあるけど………
レギス「…………」
そしてレギスは銃の画像を見る……… その画像にあるベレッタは持ち手の部分に薔薇の刻印がありスライドの部分に狼の刻印が………
レギス「…………」
レギスは画像を見て何も言えなくなり頭が真っ白になった……もしスウェルタが「レオン」なら自分に対してあそこまで色々やらない………逆に「レオン」でなければ一体誰なのかが分からなくなる
レギス「ミユ」
ミユ「はい?」
レギス「アメリカとイギリスに行く 首領に掛け合う」
ミユ「唐突ですね………」
レギス 聞きに行かなきゃ………
理由はわからないがそう思ってミユを連れて首領の部屋に来て海外へ行くことの許可を貰う
首領「成程………レギスが昔渡した銃をその人が持っている理由を知りたい………分かった許可する
有給を使いなさいね?」
レギス「ありがとうございます」
首領はレギスの出生等をよく理解しているので快諾してくれて次の日にはミユを連れて海外へ飛ぶ
???「………珍しいお客さんだ」
アメリカにつき「2代目アルタイル城」と書かれた城の食堂(?)に来ると………たまたま居たであろうアルタイル最高司令官「フェルーガ・ガイズ・ギーゼス」が………
フェルーガ「総員制服」
静かな声が食堂?内に響き全員瞬時に制服になったが1人だけ制服じゃない
フェルーガ「ガイア まだ制服来てない?」
ガイア「来てない………」
フェルーガ「もうすぐ来るはずなんだけど………」
「ガイア」はフェルーガの1人息子で次期アルタイル最高司令官
レギス「タイミング悪かったですね」
フェルーガ「いや 来る頃だろうとは思ってた」
レギス この時期は初代の御二人が亡くなった頃だから全体的に沈んでる………
アメリカで国から「国家公認穏健派過激国家防衛組織」として有名な「アルタイル」を作り、国を護り人々を救ってきた最高司令官と司令官が亡くなった時期は、組織全体は勿論2人を知る人はどうしても元気になることが出来ず暗くなってしまう
フェルーガ「客が来てるのにこんな暗くてすまん」
レギス「お気になさらず………連絡無しできましたから」
フェルーガ「ありがとう 気を使ってくれて」
レギス フェルーガさんにとって初代最高司令官と司令官は自身の目標だった………そんな人をフェルーガさんは目の前で失い……その二人の息子であるジーファさんは昏睡状態でジルウェーゼさんは即死………両親の内母は戦闘に巻き込まれて亡くなり父は日本で精神面を治療中………
レギス自身初代司令官と会ったことがありその司令官にベレッタを受け取ったのだ
フェルーガ「「知りたい」んでしょう?彼の事を」
とフェルーガに言われ頷くとフェルーガは側近を連れて2人をある場所へ案内
レギス「…………」
ミユ「あの………ここは?」
フェルーガ「初代司令官の部屋」
案内されたのは初代司令官「レオン」の部屋で開けてみると部屋は綺麗に整頓されていたが、案内の元入った部屋は武器を作る道具が散乱し足の踏み場がない
フェルーガ「当時のままにしているので少し散乱していますが俺について来てください」
と言われてフェルーガの後を歩く
フェルーガ「父さんが言ってた資料は………あったこれだ」
どうやら父に言われた資料を探すために部屋に来たのか資料を見つけたフェルーガは、後ろをついてきた2人を先に部屋から退避させて自分も部屋を出る……ペラペラと紙をめくっていくと名前を見つけたのか読んでみようとしたが………情報自体はパソコンにあるのか文字はすべて暗号
フェルーガ「暗号形式か………」
と言いつつも4人でフェルーガの自室に来てパソコンを使って暗号を解読し隠されていた情報開く
フェルーガ「本名と出身地は不明、愛用武器はナイフや刀と言った刃物類、両利き、夜戦を得意とし心理戦も可、薬製造はもちろん毒の製造も可能、殺し屋のランクは最高ランクの20、黒を基準とした服装、プライベートではサバイバルゲームを好んでやる、義兄弟あり、アルタイル初代最高司令官と初代司令官を助けた経歴あり、表面は専門のない評論家とデザイナー、銃はベレッタ以外にも自分専用の特注品とデザートイーグルを常に複数所持、足の太もも付近にナイフを隠し持ってる、手の平に収まる小ささのナイフを自由自在に操れる………他にもあるけどレギスが欲しい情報はこのくらいかな?」
ミユ「「本名不明」という事は使っている名前は偽名なのですか?」
フェルーガ「多分そうだと思う けどコードネームもあるしわからない」
レギス「他になにか有りますか?」
アルタイルの最高司令官がフェルーガになってからはスウェルタは来ていないらしく、フェルーガも本名を知らない
フェルーガ「病持ちってことくらいかな 咳き込むと血を吐く病で治療方は幾つかあるけど合わなかったのか治療してない」
レギス え?
レギス「もしかして咳き込んだあの時………」
レギス 微かだったけど血の匂いがした………つまり病持ちだけどそれを隠したってことで……
フェルーガ「普通に考えても人に言うことじゃないから隠したんだと思う 感染しないタイプだけど不死ではない彼の身体は既に病に侵食されて死期が早まってる………もし何回も彼に会うのならなるべく期間を開けずに会った方がいい」
「そうでなければ彼はすぐに死んでしまう」とフェルーガは言う………
レギスには隠した彼の秘密を抱えながら………
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