化石の夢
渦を巻く化石の隙間で僕は眠りたい
らせんの途中に僕がいるのだ
唇からは太古の吐息
目を閉じれば太古の涙
あの星だってひょっとしたら
きみが遥かな海を泳いでいたころに
同じ光を投げかけていたかも
それとも産まれたばかりだったかも
化石の隙間で僕が息絶えれば
きみの一部になれるだろうか
ふたりで恐竜の夢を見よう
原始林でまどろむ夢を見よう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます