あたし元キャバ嬢、幸せってなんっすか?

作者 多田野ひかる

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★★★ Excellent!!!

元キャバ嬢の女性がキャバクラをやめて、一般人になる話。
一言でいってしまえばそれまでなのだけど、一言で終わらせられないものが詰まっている。

生活の変化、なかなか変われない金銭感覚、水商売への世間の目、キャバクラをやめて昼職になる苦労……。
なかでも忘れられないのが弟の彼女さんのエピソード。主人公、美咲さんの言葉がとてもよく響いた。人は霞食べて生きてる訳じゃないってこういうことなんだなあ。

キャバ嬢は私からとても遠く思えたけど、同じ女性なんだ。今まですれ違っても気づかなかっただけで、たしかに近くに生きてるんだ。
そう実感させてくれるエッセイです。