カメレオin仙台のライブ。
ここから2ページほど、私の個人的な追っかけ話になります。どうかお付き合いください。
6月3日、朝から聡美と交代で運転をしながら仙台に向かった。
到着すると昼食を食べたり、グッズを購入したりとライブに備えた。
「うーっ…なんか心臓痛い」
『いつもと違う緊張感だよね』
ラストツアーだけあって、ライブハウスはファンで溢れ返っている。
屋内の熱気が人口密度の高さを伺わせた。
照明が落とされ、ステージにスポットライトが当てられると入場のメロディが流れた。
それに乗せて観客は拍手をする。私はと言うと…あまりに胸が詰まってしまって拍手をする余裕すらもなかった。
次々とメンバーがステージに登場し…一曲目の演奏が始まった。
何度見てもカッコイイな…。けど、ライブハウスでこうしてカメレオを見るのは今日が最後なんだね。
バンギャ特有のヘドバン(リズムに合わせて頭を激しく上下に振る動作)や、咲く(両手を広げる動作)とか…そういえば、私もずっとやってたなぁ。
今日は、どうしてか体が動かないの。ただメンバーから目を離せなくて。
一曲一曲大事に聴いていたんだ。
カメレオの音楽に心を揺さぶられた周りの観客の中には、涙を流すものもちょいちょいいたり…各メンバーの名前を呼ぶものもいる。
とても良い空気でライブが終了し。
その頃には私も聡美も涙で目元がうるうるとしていた。
人の心を揺るがすって、きっとこういうことなんだろう。
アホらしいと思われるかもしれないけど…悔しいって思った。
それは今の自分がまだ何も頑張りきれていないからなんだろうね。
小説を書くに当たってすごく良い刺激にもなったし寂しさはありながらも、幸福感を感じられるライブだった。
その感情を忘れない内に某SNSで投稿し、忘れないように胸に刻んだ。
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