第49話 【ACT五】決別
殺しなさい!
お父様は支配する人間だった、支配されるくらいならば死を選ぶ!
貴様らごときに何が分かる、私とお父様の何が分かる!
殺しなさい!
命令です、聖王を抹殺なさい!
似ている、と二人は同時に思った。……自分と似ているような気がしてならないのである。
「……」
『……』
『おいどうしたんだグレゴワール!』デリカシーの吹っ飛んだ大声でオリエルが言った。『柄にも無く唖然として! 何だ、お前もついに色ボケジジイになったのか!』
『オリエル、グレゴワールに限って色ボケは不可能ですよ』Dr.シザーハンドが反射的に突っ込んだ。『大体「浮気は男の甲斐性だ」なんて世迷言を当たり前のように言った貴方にだけはグレゴワールも言われたくは無いでしょう』
『コイツはまたそんな事をほざいたのか!』ユースタスが激怒した。『
「あのう」とそこでヨハンが冷静に指摘した。「ここで内紛は止めて頂けませんか。 我々に時間がもう無い事は、貴方達もご存じのはずだ」
『……ああ。 失礼した』グレゴワールは我に返って、『ギー坊やは良い娘を持ったものだと、一人感傷に浸ってしまった。 失敬』
「……こ、こちらこそ」目を逸らしつつ、マグダレニャンも動揺して答える。「父の語った伝説の英雄がこの目で見られるとあって、ついじろじろと。 失礼しましたわ」
「ああ、そうかマグダ、このグレゴワール殿は君の義理の祖父にあたる訳だね」ヨハンが納得した顔で言った。「道理で、何とはなしに、君と似ているなと僕も感じたよ」
「よ、ヨハン!」
マグダレニャンは動揺を見抜かれたので慌てた。するとヨハンはにっこりと笑って、
「大丈夫だよ。 僕の所為でもあるけれど、君はどうも誰かに甘えるのが上手じゃないからね」
「ほう」とやや感嘆の声で割って入ったのは、帝国の全権大使エンヴェルであった。「そうか、お二方は、聖王の……。 血族でこそ無いが家族であった、そう言う事なのじゃな」しみじみと、そう言った。
「おいエンヴェル、そろそろ万魔殿がしびれを切らすぜ」小声でそこに囁いたのは、彼の従者のセルゲイであった。席についている万魔殿の面々を見て、「それにしてもオットー、姉貴を亡くしてから、雰囲気が恐ろしく変わったな……」
彼の視線の先には、己の狂気さえ切り殺しかねないほど、血を渇望する『戦鬼』がいる。この前に別れた時は、ありふれた、禁断の恋に苦しむ青年だったのに。
「……無理も無かろう。 もはやこれは高貴なる血の決闘よ……」
実の妹を愛し、その愛した女を『ヤツ』に殺されて、今や彼には『ヤツ』を殺すしかないのだ。
「す」まないが、そろそろ会議を始めたい、そうロットバルドが口にしかけた時、
『では、偽神及び敵勢を打倒する方法の模索を始めよう』
と、グレゴワールが口火を切った。
『過激派と強硬派の連合軍はワシが始末しよう。 穏健派と帝国と和平派とネオ・クリスタニア総連合軍の指揮権をワシに貸与してもらえるのならばな。 ただし軍紀は徹底的に厳格にさせてもらうぞ。 違反者はその場で銃殺する。 だが』とオリエルは困った顔をして言った。『偽神の倒し方なんぞワシには見当もつかん』
「これはまた随分と大見えを」冷酷な態度を取ったのはロットバルドだった。「いくらなんでも貴方の采配だけであの連中に勝てるとはとても思えないのですが。 そもそも貴方がたを信じる最大の根拠を出していただきたい」
「気持ちは分かるが、ロットバルド、この男、言った事は間違いなくやる男だ」マルクスが断言した。「それでどれだけ私達がやられてきた事か。 信じたくはないが、信じる最大の根拠は私の経験だ。 メルトリアの時でさえ……流石に私は反対したが、案の定こちらが思いっきり負けた。 くどいようだが……信じたくはないが、この男は戦の天才なのだよ。 それだけは事実だ。 偽神にですら覆せぬ」
「ではマルクス、一〇〇の兵士を率いているオリエル殿と一〇〇〇の兵を率いている貴方が戦ったなら、貴方が負けるのですか?」
ロットバルドが訊ねると、
マルクスがロットバルドに頷いて、「負ける。 それも自軍が壊滅状態で、な。 もう結果は今から見え見えだ。 どんなに数の利があろうが、どんなに地の利があろうが、負けるものは負ける。 第一、戦う相手がオリエルと知った瞬間に兵卒の士気が落ちてしまって戦にならんよ。 当時はそれくらいだった。 軍人は皆、戦場でのオリエルの挙動言動の全てに震え上がったものだ」
「ですが時代は変わりました。 彼単身でとても我らの総軍を指揮できるとは――」
『参謀ならいるぞ』とオリエルが言った。『ワシが鍛えに鍛えた参謀連中を、ユースタスのヤツがヴァナヘイムに皆逃がしてくれていた。 どいつもこいつも老いぼれの死にかけジジイだが、まだもうろくはしておらん。 ワシらの復活を聞いて、「死にに来ました」と笑いながらやって来たぞ!』
何でだろうな?
彼らは皆、いつも疑問に感じざるを得なかった。
何で俺達、まだ生きているんだろうな?
オリエルが処刑される直前に、その最後の命令でヴァナヘイムに亡命した彼らは、いつもいつも、何をどう成し遂げてもその疑問と一緒だった。
……何で俺達も一緒に処刑されなかったんだろうか。
あるいはその疑問は、どうして一緒に死んでやらなかったのか、俺達はオリエルを見捨てたようなものじゃないか、と言う後悔の表れだったのかも知れない。
ヴァナヘイムに亡命してから、実に数十年後。
その疑問にやっと終止符が打たれた。
今だ!
オリエルの復活を知った彼らは勝ちどきを上げて狂喜した。
正にこの今のために俺達はこの数十年をぐだぐだと生き延びてきたのだ!
ああこのクソッタレ、何て最高の人生だ。
ああこの大馬鹿野郎、何て愉快な死だ。
俺達は数十年待たされて、やっと最高の晴れ舞台に躍り出る事が許されたのだ!
ならば割れんばかりの万雷のごとき、拍手喝采を満身に浴びねば我慢ならぬ!
かくて彼らは意気揚々と、老いぼれた体に躍り回る魂を引っさげ、我先にオリエルの元へはせ参じたのである。
「おお、あのヴァナヘイムの老いぼれ参謀共、妙に出来るとは思っていましたが、そう言う事でしたか!」マルクスが目を丸くして、「最強の軍隊とは、最も効率的に運用される軍隊だ。 あの参謀連中ならそれの実現に不足はありますまい」
『あのジジイ共、死ぬまでこき使ってやるわ!』とオリエルは大声で笑った。
『偽神及び大天使の打倒以外の実戦担当はこれで問題ない』グレゴワールが言った、『だが最難の問題は、どうやって偽神と大天使を撃破するか、だ』
「大天使撃破専門の精鋭部隊をいくつか構築したらどうだろうか」ヨハンが言った。「戦時の混乱の隙を縫って、大天使に近接し、撃破する。 この中には聖王や大帝……いや、大天使と因縁浅からぬ者もいるだろう。 大天使を撃破すればするほど、戦況はこちらが有利になる。 だが大天使はいずれも強大な能力を所持している。 万魔殿、帝国、ネオ・クリスタニア、そして聖教機構の中でも名の知れた者が選ばれて協働するべきだ」
「大天使メタトロンが大帝に、サンダルフォンが聖王に憑依している事は分かっています。 ですがそれ以外の大天使は誰に憑依してどこにいるのでしょうか?」ロットバルドが疑問を呈した。
「ん、ミカエルはファーゾルトって竜の体を奪った。 ガブリエルはヘロデって男の体を奪った。 そしてラファエルは『自作した体』に今はいる。 そして最後はハニエルだ、元強硬派所持の精神感応兵器シェオル。 連中は全員、今はバベル・タワーの中にいる。 だが恐らくメタトロンとサンダルフォンは軍の指揮でそこから出てくる。 連中がそれぞれ過激派と強硬派の首領だからな。 他の連中も後方支援だの前戦壊滅だののためにぞろぞろと出てくるだろうよ。 その出てきたところを殺るのがベストだな」I・Cが、そう言った。
「ファ、ファーゾルト!?」声を詰まらせたのはエンヴェル達であった。「で、では凶竜の禍は、やはりファーゾルト殿では無く、ミカエルの仕業だったのか!」
「ああ、帝都が壊滅寸前まで陥ったアレか」I・Cはしれっと言った。「あれもミカエルの仕業だ。 俺が喰ったレスタトの、記憶の中でミカエルが帝都をしっちゃかめっちゃかに壊したのを自慢していたからな。 でもミカエルも、時々そのファーゾルトって男に体を乗っ取り返されているんだよ。 恐らく、まだファーゾルトにも自我意識が残っているんだ。 気の毒だよなあ。 自分の体が自分の愛した家族や友達や同胞や帝都の民を虐殺するのを、どうしても止められなかったってのは」
「……!」エンヴェル及び帝国の者が、どす黒い顔をした。
「だがミカエルの野郎、よりにもよって『竜』に第一次統合体を取り憑かせるとはな。 凶竜の禍で痛いほど知っているだろうが、竜は戦闘力じゃ魔族屈指の生き物だ。 あれをどう撃破するつもりだ、帝国の諸君?」I・Cが訊ねた。
「……簡単な事じゃ。 首を落とせば良い」エンヴェルが淡々と言った。
「ほー」I・Cは目を細めた。「どうやら若造、お前はかなり強力な魔族なんだな。 何となく分かるぜ。 まあ頑張れば良いんじゃね?」
「当然じゃ」
「そうか。 で、他のはどうする?」I・Cは居並ぶ面々に訊ねた。
「俺は大帝を殺す」とだけ言って、オットーは再び喋る事を放棄した。
「大帝の打倒は、我々万魔殿に一任して欲しい」ロットバルドが代わりに言った。
『そうか。 ではギーは……』グレゴワールはそう言って、聖教機構の面々を見た。
「僕達、聖教機構が倒す」ヨハンが言った。
「ああ、そうだ」とI・Cが何か思い出した顔で万魔殿の方に近づき、破壊の魔女ヴァルプに話しかけた。「おい、『
「……『魔女の女神』だと?」ヴァルプが怪訝そうな顔をしたが、直後、はっと息を呑んだ。「『ヤツ』か! だが、どうして!?」
「お前さんと同じだ。 だがあっちは悲惨すぎる。 アスモデウスよ、あのクソマッドは『魔女の女神』にサラと同じ、いや、それ以上の事をしているぞ」
『……』ヴァルプの背後の美青年が修羅の顔をした。『魔王、どうしてそれを』
「ん? レスタトってあのクソマッドの愛人を喰ったからだよ」とあっさりI・Cは言ってから、
「おーいベルトラン」
と同僚を呼んだ。
「何だ、一体」ベルトランが怪訝そうな顔をする。
「お前さんはコイツらと一緒に行った方が良いぜ」
「はあ!? 何でだ!」
「いや、行けば分かる。 行かないと分からない。 だけど、行かないと若いの、お前さんは俺みたいになるぜ」
「反吐が出そうだが、お前みたいになるくらいなら……」
「おい、俺ってどこまで嫌われているんだ?」
「まだゴキブリの方が愛くるしいと僕は思っているが、それでも、」
「それ以上言うな!」
『私事はそれくらいにして頂きたい。 一番の難問はいかにして偽神を倒すか、だ』
グレゴワールが発言すると、I・Cが言った。
「俺が斃すよ。 今度こそ終わらせる。 そして
「あらI・C、貴方には偽神を打倒しても、どの道終わってしまうこの星をどうにかする術がありますの?」
マグダレニャンが不審そうな顔をする。
「うん、ある」
「具体的にはどうしますの?」
「この世界の言語ではもはや共有できない次元に俺達は立っている。 救世主もそうだ。 俺達は、端的に言うならば自己犠牲でこの世界を維持するだけさ。 後は救世主の仕事だ。 俺の知った事じゃねえ」
「自己犠牲だなんて、そんな……」
「そんな可愛いものじゃねえぞ。 俺達の認識で世界を維持するようになるんだからな。 言い換えりゃ俺の世界になるって訳だ。 へへへ、何をどうしようか今から楽しみだぜ」
「救世主に結局私達はすがるしか無いのですわね……」
「だってそれが救世主の仕事だろ。 俺の仕事じゃねえ。 魔王の仕事は神を喰う事、救世主のは世界を救う事、だろ?」
『魔王、君は本当に素直じゃないね』
誰もが、魔王以外は驚いた。そこに青年が突如現れて、そう発言したからである。
『君は、ただ、彼女の居場所を守りたいだけなのに』
「おいおい、キリキリ働けよ、救世主? お前が仕事しなかったら俺はこの星なんて喰っちまうぜ?」
『食べない食べない。 閉ざされたこの星が解放される時が来た。 人類文明がもう一度光り輝く時が来た。 涙さえ凍り付いた月も、孤独に震えていた火星も、もう一度魂で繋がれる時が来た。 私は人類に期待なんてしない。 だって人類の可能性は、人類のものだから、私達がどうこう思い、思い込んでしまってはならないんだ。 けれど私は全人類を愛している。 原罪なんて言語表現がおかしいんだ。 ただ、苦しいだけなのに。 私はこの星に堕ちて来た。 何度だって堕ちて来る。 だから、もう一人で泣かなくて良いんだよ』
その時、であった。
『貴様があの救世主を僭称する紛い者か』
彼らが集っている部屋の、モニターがいきなり、とある男の姿を映す。
かつては聖王と尊称された男の、成れの果ての姿を。
『……いいや。 私はただの救世主なんだよ』青年は悲しそうに答えた。
「!!!!!!」聖王の残骸を見た途端にI・Cは顔色を悪くして口を押さえた。大聖堂から駆け出して、だが間に合わずに両手を床について、絨毯目がけて盛大に嘔吐した。ひい、と悲鳴をこらえて周囲の人間が一歩後退した。「うぉげええええええええええええええええええええ!!!!!!!!! 何だよアレ! あんな気持ち悪いの一体何なんだよ! げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
『私を忘れたか、魔王。 かつての主を忘れたか?』
「かつての主ぃ?」I・Cは振り返って、「……一回結婚した時に独身の女が自殺しまくった超絶イケメンでジジイになっても相変わらずありえねーイケメンだった男なら俺のかつての主だったが、何だよお前。 お前みたいなクソ気持ち悪いの俺は知らんぞ? ……あー、分かった。 分かったがさっぱり分からん。 何をどうやったらあんなイケメンがサンダルフォンが合体したくらいでこんな気持ち悪いのになるのか、さっぱり分からん。 ラファエルのクソマッドだって、何をどうやったらこんな気持ち悪いのを生み出せるんだか」
『生憎私は美しいままだ。 未来永劫に美しいままだ。 ラファエルですら感嘆したものだよ、この男の造形には』
「お前らの美的感覚って俺を突発的に吐かせる代物なんだな、色々とびっくりだ……」
『さてと、戯言はこのくらいにしておこう。 ――私の可愛いマグダ』
「っ!」
びくりとマグダレニャンが震えた。震えて、俯いた。ヨハンが咄嗟に彼女を抱きしめる。そして、
「今すぐモニターの接続を切れ! 今すぐにだ!」
怒鳴り声に、特務員が慌てて動いた。だがすぐに、
「で、電源が入っていません!」
「何だと!?」
「サンダルフォンの能力さ」I・Cが顔をしかめた。「強力な、情報受信と伝達能力だ。 耳があれば聞こえる。 目があれば見える。 受信体があれば、届いてしまうのさ」
「ならば破壊する!」ヨハンの背後に、戦乙女達が降臨した。
だが、モニターを破壊した直後、大聖堂のステンドグラスにその男は映って、微笑んでいた。大聖堂のパイプオルガンが鳴りだした。
『マグダ、可愛い私のマグダ』
『こっちにおいで』
『私の腕の中へ、戻っておいで』
『永遠に生きよう』
『もう泣かなくって良いんだよ』
『可愛い可愛い私の娘』
『邪魔者のいない、二人きりの――』
『お前のお腹の中にいる害虫は、始末してしまおうね』
その瞬間、マグダレニャンはある事をようやく理解して、決断した。
「…………い」
「マグダ!?」
ヨハンがはっとした。マグダレニャンがゆっくりと顔を上げていく。
『そうだよマグダ。 それで良いんだよ』
微笑む『聖王』に、彼女は告げた。
「お死になさい」
そして彼女は、彼女を主とする者全てに、命令した。
「殺しなさい! お父様は支配する人間だった、支配されるくらいならば死を選ぶ!」
『父親を殺そうとは、何と親不孝な――』
分かるものか。マグダレニャンは冷静に激高した。貴様ごときに分かってたまるものか。私と父との、愛を!幸福を、充実を、満足を、共に過ごしたあの時間を!
「貴様らごときに何が分かる、私とお父様の何が分かる! 殺しなさい! 命令です、聖王、否、大天使サンダルフォンを抹殺なさい! 慈悲の一片も容赦の一滴もくれてやってはなりません! 殺せぬなどと言う者はこの場にて私が殺します!」
彼女が愛した父親は、彼女の命令で殺さねばならないのだ。
何故なら、彼女は今でも父親を愛しているから。
そして彼女が愛している父親のためには、父親を殺すしか無いのだ。
彼女の愛した父親は、娘の腹の中の子を害虫などとは絶対に言わない人間だった。
最愛の父親の名誉さえも棄損され侮辱され、果てはそれを永遠に続けられるなど、彼女には絶対に許しがたかった。
愛ゆえに。
何よりも強い愛ゆえに彼女は、父親と決別したのだ。
『……』大天使は、愕然としている。
「そうだ!」I・Cが嬉々として叫んだ。「お嬢様、それだ! それでこそ俺の主だ! ああ何て、何て好い女なんだ畜生め! 最高だ、たまらねえぜ!」
「黙らっしゃい! やかましいぞ下僕の分際で! ――お父様、これが私の貴方への愛ですわ」
その場の全てからサンダルフォンが消え失せた。
そして、息こそ荒げていたが、マグダレニャンは、もはや泣いてはいなかった。
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