第15話 1D代表
「刻〜お前、大丈夫なのか」 「あっ恵土。なんとかな」
恵土と闇がトレーを持って来た。その後ろで雷と薬姐が口喧嘩をしていた。
内容は…ロシア語と中国語の書いたら消されそうな物だった。
「途中で倒れたからその分、体力テストを放課後に受けてもらうってよ」
「だるいな〜」 苦笑していると、炎樹があたしと恵土の間に座った。
「……イトスギとアネモネとスイレン、どっちがいい」 「それあかんやつ」
「えっ何でですか〜 ゚*。(・ω・) ゚*。?」光希が興味津々で聞いた。
「イトスギの花言葉は『死』と『絶望』、スイレンは『滅亡』なの(*’▽’*)」
木乃と瞬間が来た。木乃は3時間目、瞬間は4時間目が合同体育だったらしいからまだ顔が赤い。笑顔で言う方じゃ無いと思うよ…ほら、光希も引いて…
「へえー。他にもあるんですか?」
「うん、あるよ。トリカブトは『あなたは私に死をあたえた』、『復讐』、『人間嫌い』。リンドウは…」 …うん。心配ないな。
「刻にはこれあげる。」 四葉のクローバーのヘアピンだった。
「ありがと。嬉しい(*´▽`*)ゝ¨・;*」
「喜んでもらえてよかった(*´▽`*)ゝ¨・;*」
「焼き鮭やるから雷と恵土許してあげたら」
えっと顔をしかめる炎樹に上目遣い+目をうるうるさせる。
「…しょうがないな(//▲//)」 チョロいな。
「……こいつらの誕生日プレゼント、ストックで良いんじゃね( ̄▽ ̄;)」
『刻〜〜〜〜〜!!!!!!』
水愛と氷華が走って来た。後ろから風輝が歩いて…速っ!!歩いてんのに速い。
『代表に選ばれたって本当!!』
「…は?いや、体育の授業最後までできてないんだけど…」
「それに決まるのは明後日ですよ」
「でも記來おばさんが“刻、代表になれたわよ”って」
「記來おばさんは嘘つかないもん」
「…まじか〜」
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