第3話人生最大の難問
「・・・・ダメですか?」
「そういう訳じゃないけど・・・」
何を思って、この俺と?
今まで誰からも告白されたことない∩告白経験ゼロ
そんな俺が、付き合う?!
あり得ない、絶対おかしい。
今世紀最大の突然変異か?!
「本当に、俺でいいの?・・・・間違ってない?」
「はい!」
そんな素敵な笑顔で言われても・・・・・
困るなぁ・・・・・
人生最大の難問を突き付けられたようなもんだ。
俺は、しばらくの間自問自答を繰り返していた。
“本当に俺なのか?ただの自意識過剰が高じて、幻を見てるんじゃないか?”
“本当にお前があの子を幸せにできるのか?”
“何かの間違えじゃないのか”
いろんな思いが飛び交った。
今までで一番、頭を使ったと思う。たぶん。
迷い続けた挙句の果てに、俺は一つの答えを出した。
「いいぞ。」
「やったー!ありがとう。」
まあ、いつこの時代からいなくなる身かも分からない、俺だし?
たまには甘い時間を過ごしても、良いよな?
「俺は、永遠。あんたは?」
「私は、永(はるか)といいます。」
こうして、俺たちの関係が始まった。
出会えた奇跡に、ただありがとう ろゐ @roy_yume
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。出会えた奇跡に、ただありがとうの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます