まだ夢の中
天詩
まだ夢の中
僕はまだ知らない。
土の外は どんな世界だろう。
太陽の眩しさを 緑色の風のにおいを
僕の角は、もうきっと立派になってるよ。
僕はきっと一番にかっこいいんだよ。
僕は夢を見る。
真っ暗な土のにおいの中で。
ああ、早く飛び出したいな。
僕は夢を見るんだ。
まだ暗いこの土の中で。
飛び立つのは、あともう少し。
まだ夢の中 天詩 @bell0708
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます