第12話

「こちらヘリ! こちらヘリ? ビルの屋上の暗雲!?から、おびただしい程のゾンビが溢れ出て来て下に向かって歩いている!?」

 

「生きてこの方 あんないくつもの火柱 見た事ないよ」


「・・・・・・そうか、あのミサイルは、建物を爆発させる為の物じゃないんだ!? 粉塵をまいて暗闇を多くする為の物だったんだ」


「・・・直ぐに襲って来なかったあの時間は、計画の為・・・もしかしてミサイルの準備!?や電気の遮断が目的だったんでは!?・・・」


「あの宇宙服のヤローも・・・・・・ワ・ナ・・・・・・!?」


悪魔の軍隊は、高層ビル群やガソリンスタンドや発電所、ガスタンク、電波塔等を片っ端から、燃やしていた。

ビックリしたのは、空中に向かってミサイルを何発も発射した事だった。

後から、解った事だが奴らは、ミサイルの中に≪黄砂≫ならぬ微粉塵を入れて爆破させ、空中散布していた事が判明していた。


そして、また、しつこく1m・50cm・30cmの和紙で出来ていそうな球体!?を空宙に浮かせていた。

模様も色々な物があって異様さが引き立つうえに、たまに光り、ゾンビの大群とは、対象的に静かで気持ちが悪く、今度も前と同じ物なのか!? 違う物なのか!? 何だか解らない事が人間には、不安心をあおり心に引っ掛かる一つに成っていた。

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