第7話
急下降して行く、視聴率を上げる為に急降下していく。
「よし、もう少しだ・・・もう少し・・・・・・ヨシッ、とらえた・・・!? アッ、アアアア~!?・・・・・・何・だ・コリャ~!?・・・ア・アッ・・・ザザザザ~・・・・・・」
「オイッ、何があったんだっ、オイッ・・・オ~イッ・・・!?」
マスコミ機の通信が途絶え、建物を巻き込んで墜落して炎上した。
「オイッ、何が起こったんだ」
「・・・解りません!?・・・目の前で暗く成って落ちました・・・」
「・・・・・・オイッ、あれから、何か起きたか!?」
「・・・いいえっ、な・に・も!?・・・」
「・・・こちら狙撃班 こちらからも何も動きは、見受けられません・・・」
何も動きが、ないので先手を打って攻撃型ヘリを また数機飛び立たせたのだった。
空中で攻撃型包囲網がひかれる。
地上でも空中に合わせて警察官や自衛隊や特殊部隊等の増員が行われた。
最後の言葉の「何・だ・コリャ~!?」が気に成っていたのだった。
できるだけ多くの住民を早急に緊急避難させる措置が出された。
ニューヨークの大きな液晶掲示板みたいに虫かごを覗く人間みたいにライト ブリッジ ヒルズの外側のガラス面に縦に長細く全体が映し切れない何物!?かの無音の顔が一瞬だけ映し出されたのだった。
ヘリに乗っている人や地上の人が一瞬!?目を取られたが、疑わしい映像!?が映ったのか、単なる記憶違い!?それとも勘違い!?なのか判断しかねている人が数人いたのも事実だった。
「ぁっ、ああっ、ああああっ、操縦がきかないっ!?」
ヘリが旋回していく。
みな同じ方に向かっていく・・・・・・!?
ビルの陰に入り、目が暗闇に直ぐに対応出来なくなった。
「・・・・・・ア・ソ・ビ・マ・ショウ・ヨ!?・・・・・・」
聞き慣れない途切れ途切れの低い声がみんなに聞こえた。
「イイヨネッ!?」
今度は、女性のような子供のような高い声で早口で聞こえたのだった。
恐怖感が先に体を襲い、脳を惑わせ、体温を冷やしていった。
そして、みんなが、これから何か悪い事が始まると感じてしまっていた。
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