第6話

日本の中心都市、コンクリートジャングル、高層ビル群…etc いくつかの印象を持つ東京。

この高層ビル群を的に爆破予告という通報と不審物があるという通報が警察に入ってきていたのだつた。


事実なのか!?デマなのか!? 警察や爆破処理班等が飛び回っていた。

それから六分後 新宿のライト ブリッジ ヒルズの高層階で爆破事件が起きたと通報が入った。

地上と空が時間が経つ事に慌ただしく成っていった。

マスコミ関係者や警察関係者や特殊部隊等のヘリコプターが宙を舞う。

空中の関係者も含め、負けじと路上も消防車、救急車を巻き込んで騒ぎ出していた。


今の状況を確認するのに上からも下からもビルに近付き偵察していると、ドラゴンのように急に通常では、あり得ない凄まじい炎と黒煙が上の階と下の階の二箇所をツタみたいに外壁に沿って走り、包み込み、重症者を生み出し、ヘリを爆発させ、墜落させていった。


上空も陸も本部からの命令で急きょ 見えない敵からの攻撃!?に迎撃体制を取る事になった。

爆破された二つの階に全てのマトが絞られていく。 鋭い隊員達の目も銃口も空気を切り裂く緊迫感・・・・・・。

この日本では、都会では、滅多に見れない赤い炎と真っ黒い煙の激しさが、人々に恐怖を感じさせる光景がテレビに流されていた。


初夏の都会 高層ビル群の陰が伸びていく。

真っ赤な太陽が少しずつ少しずつ落ちていく。


ダダダダッ、ダダダダッと爆破された高層階からヘリに多くの発砲!?があったと無線が入った。

高過ぎて下からの攻撃が無理な為 急きょ ヘリの数を増やしたり、近くのビルの同階に狙撃班を置いたりしたのだった。


「・・・誰かが出て来たぞ・・・人が一人出て来た!? ナニッ、怪物っ!?・・・あ~っ、飛び下りた~!?・・・」

この時 上に居た人達は、下を見下ろし、下に居た人達は、上を見上げたのだった。

ヘリが数機 旋回してビルの陰に入る。


「チキショー暗く成った~、下を映せ~、下だ~ライトを下っ、ダメ元で、下を取れ~」 マスコミ関係者のヘリが下降して行く。

流れで警察機もあらゆるヘリ群が上昇、下降、旋回して行く。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る