運命 5
今日の我が家の夕食はそうめんです
父も食が細くなって来たので喉を通りやすい物を作るのが多くなってきた母
麺も茹で上がり
さぁ 食べようという時にネギが無い事に気が付いた母
近くのスーパーまで行くには10分はかかる
さぁ…どうしよう
と ビクビクしながら父に相談
昔の父なら 既にお膳と一緒にそうめんは宙に舞っている所ですが
父「おう!俺にまかしとけ」
と 出て行った
スーパーに行ったのか?
イヤ 天地がひっくり返っても父がスーパーなんて所にネギを買いに行く訳がない
5分位で帰って来た父
手には泥だらけの長ネギ3本持っている
父「裏の畑にあるのを分けて貰って来たぞ」
と 母にネギを渡した父の手とセッタは土で真っ黒だった…
父「沢山あるからいつでもどうぞだってよ!また無い時は取って来てやるぞ!」
取ってきてやるぞ?
極道…コソドロと化す
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