えぇぇぇぇ～

ﾏｼﾞで？

あの父が…あと3ヶ月でこの世から居なくなる…

散々死んで欲しいと願っていた父が…本当に死ぬ？

う～んﾁｮｲ微妙…

刺されて殺されるとか薬の打ち過ぎとかならまだ納得出来る所もあるけど…

病気でって…なんて潔（いさぎ）悪い死に方なんだ…

と頭の中がｸﾞﾙｸﾞﾙしていると

続けて医者が言います

「大きな病院で手術をすれば半年位は持つかもしれませんが…今は何とも…

本人に告知しますか？」

母は告知はしない様にと即答しました

余命3ヶ月と知ったらあの父の事だ何をしでかすかわからない

生恥をさらす位ならと

覚醒剤を大量に打ちまくって自殺でもし兼ねないかも

母と私はその夜次男と姉に相談しました

もちろん2人とも突然の事なので信じられない様子で動揺を隠しきれません

ってかこんな一大事の時に脳天気に行方不明の長男…

ﾏｼﾞ使えねぇ

長い話し合いの結果…

父には絶対告知しない

悪くなるまで入院はさせずに家で看病する

そしてあの時こうしてやれば良かったなどと悔いを残すのは嫌だ…と

母はｱﾊﾟｰﾄを出て父と一緒に暮らす事を決断しました

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