めちゃくちゃな高校時代 2

そんな中、一年生の夏休みにクラスの友達が家に遊びに来た時の事でした

たまたま家に組長や若い衆がたくさん来ていて友達と鉢合わせ

夏だったので服の所々……首や袖口から刺青がチラッ!


それを見た友達は

はい!びびり確定!!

速攻帰る


そして学校が始まると噂がクラス中に広まっていた

私はみんなに話した友達が許せず放課後屋上に呼び出し土下座をさせその頭を足で踏付けました

でも……言い訳になってしまいますが


本当はそんな事したくありませんでした

注意だけのつもりが……

仲間達にチクった罰にヤキを入れちゃえと囃立てられ

ノリでやってしまった……というのか……

みんなの手前イキがっていたというのか……

後には引けずやってしまいました


その後の心の痛みと自分への情けなさと

殺してやりたいと思っている長男と同じ事をしている自分に嫌気がさしました


それ以来私は悪友?に誘われようが何しようが決して人を傷つける様な真似はしないと心に誓ったのです


実際その後いじめなどは一切していません


ってか あの時の親友と思っていた友達から土下座させられ頭までも踏付けられた友達がどんなに辛く悔しかったろうか……

それを思うと本当に心が痛みます

私が弱かったせいで親友を一人失ってしまいました



一年生の時の私のクラスには変わった子が多く

授業中にシンナーを吸って訳が分からなくなり大笑いをしだしたり

風邪薬を大量に飲み集団でラリったりと日々誰かしらが何かをやらかしていました


ある日の昼休み隣の席の女の子が

「屋上に行ってみんなで薬飲まない?」

と言い出しました


私は薬の怖さは小さい頃から良く知っていましたので断わりました

他の友達にもやめた方が良いと助言

結局言い出した女の子と隣のクラスの子2人だけで屋上へ




と、午後の授業が終る頃学校に救急車が来た

私は咄嗟にあの2人だ!

と嫌な予感が……


案の定2人は薬を飲んでラリった挙句 手首を切り……その血で当時担任だった女教師の名を壁に書いていた……

何故そんな事を?

もちろん薬のせいですよね


やはり薬と言う物はどんな良薬でも使い方によっては人間を蝕む物なのです

ちなみに2人は死ぬ気ではなかったので深く切ってはなく助かりましたが……即退学になってしまいました


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