キョンちゃんの言葉に、泣きたくなりました……。
本当は、どこまでだって行ける。本当に、そうです。
アロマンティック・アセクシュアル。初めて知りました。うまく言えませんが、LGBT、と一括りにして分かったような気になってはいけないなと自分を振り返って思いました。そういうこともある、と知ることで広がる世界があるし、名付けることで狭めて縛りつけてもいけない。
キョンちゃんの結婚についての話、胸が痛くなりました。キョンちゃん達みたいな絆もあるんだよって知ったことで、なぁくんが安心できたらいいですね。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
キョンちゃんは私にとって思い入れのある人物なのですが、今回のお話はなかなか苦戦しました。
LGBTという用語によってセクシュアルマイノリティの存在は少しずつ社会に認知されてきたものの、まだまだ表面的にしかスポットが当たっていない印象です。
キョンちゃんとの出会いが、今後那智さんや坂田くんに良い影響を与えていってくれたら……と作者としても祈っています。
小葉さま
こんにちは。
小葉さまの作品の一人語りって、ふわふわと優しくてつい身をゆだねてしまうのに、気づくと核心に切り込まれていて驚愕させられるようなところがあります。怖いのに、ついまた見てしまうんですよね。
キョンちゃんの優しさ、那智さんの心をひととき解放させてくれたのでしょうね。生きづらさに関する本質的な解決にはつながらなくとも、常にひとりで戦い続ける人が似た悩みを抱えて生きる人と交流を持つというのは、世界が別の色合いに見えるくらい大きな意味を持つと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キョンちゃんの登場は、この物語の方向性を大きく動かしたのではないかと予感しています。当事者同士の交流というのは本当に大切で、「自分と同じような人がいる」「同じように見えてもひとりひとり違っている」と知るだけでも大きな安心感に繋がるんですよね。