応援コメント

8.レンズのむこう、手のひらのうえ (小野田舞子)」への応援コメント

  • 小葉さま

    こんにちは。

    るみこちゃんの事件、たぶん、本人以外のほとんどの子にとっては「事件」ではなく、すぐに忘れてしまうような日常の一幕なのでしょうが、舞子ちゃんにとっては、胸に突き刺さるような出来事として残ったのですね。るみこちゃんの気持ち、そのときの自分の行為により気づかされた自分という人間のみにくさ。

    もやもやとする舞子ちゃんを坂田くんが柔らかに受け止めてくれたのにほっとしました。

    年を取り、ぎらぎらした出来事をたくさん経験してくると、このような一見何気なく見える出来事に対する感受性が低下しますね。本当は指先に刺さった細いとげみたいに、いつまでも抜けず、化膿して指の切断に至る可能性だってあるのに。

    蛇足ですが、きゅうちゃんの言葉、懐かしくてほっこりとします。やっぱり愛媛やと言葉似とるなあ。いいなあ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    中学生くらいまでは、クラス内の交友関係は絶対的なものだったような気がします。関係性は本人たちさえ制御しきれない微妙な空気感で変化していき、大人であればどんぶり勘定で対処できることも敏感に感じとって持て余してしまう。

    きゅうちゃんは「一度だけ旅行して愛媛いいとこだなと思ったから」という安易な思いつきで愛媛出身にしてしまったので、方言が正しいかどうか毎度ドキドキしながら書いてます。