応援コメント

7.指先に粒子 (坂田直也)」への応援コメント

  • 小葉さま

    こんにちは。

    坂田くんのふわりとした雰囲気が、いま、未来を夢見ながらおずおずと人生の舞台に足を踏み出したところという無垢な感じがして、せつなくなります。

    このまま、ふわりとした心で生きていてもらいたいけれど、いつの日か変わらざるを得なくなる、年を取った私はそれを知っているから。

    私にもそんなころがあったのかしら? とちょっと振り返ってしまいました。

    急いで読むのがもったいないので、ゆっくりじっくり拝読させていただきます。

    さて、コメント欄に書くべきではないのでしょうが、ここしかないので、下記の蛇足をお許しください。

    拙作お読みくださり、ありがとうございます。「似たような空気」とおっしゃっていただき恐縮です。私の小説は小葉さまのようにしっとりとした表現ができておらず、まだ粗いです。

    ただ、今回の坂田くんのお話を読み、うちの「川野」「川野の父ちゃん」それに「﨑里ちゃん」の抱える悩みと類似の問題を抱えていそうに思え、親近感を覚えました。

    同性愛、異性愛、無性愛、それに恋愛における肉体と精神の相互作用、そのあたりについて「わからない」ことだらけで、情報をあつめつつ把握しようとしているのですが、難しいですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    坂田くんはなぜか一番自然体で書きやすい子なのですが、一方で「この子はいつもどこか切ないなぁ」と感じていました。佐藤さまの感想で、その理由の一端に触れたような気がします。

    私は風景描写を大切に書きたいと思っているのですが、佐藤さまの『イソヒヨドリの町で』の風景描写にはとても惹かれました。
    特に夏の九州の「滴るように鮮やかな木々の緑」という表現に「あ~!緑が滴るかぁ!なるほどねぇ~!」と何度もうなずいてしまいました。
    実は私も祖母の家が九州なので、方言も雰囲気も懐かしく感じながら拝読しています。

    書くのも読むのも遅くて申し訳ないのですが、こちらこそ佐藤さまの作品をゆっくり味わいながら読ませていただきます。

  • なんにもしない、がしたい。
    名言ですね。ほんとに。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    自分でもちょっと気に入っていたセリフなので、そう言っていただけて嬉しいです。
    一緒にいるのに特になにもせずだらだらしてた時間って、なぜかかえって記憶に残るような気がします。贅沢な時間の過ごし方ですね。