第7話もう、君がいない。

次の日、

目が覚めたら、蒼は、

居なかった。ただ、


“また、いつか”


そんなメッセージだけを、

メモ帳に、残して。


「もう、居ないんだ、、、」


全然、そんな実感がない。

呟いてみたものの、やはり何の実感も無かった。

不思議だな。心にぽっかりと穴が開いたような感じ。

でも、心は痛くない。


「それが、せめてもの救い、、、だな。」


これから、私は一人で、一人きりで、

生きていくんだ。

はじめは、

上手くいかないこともあるかもしれないけど、

それでも、そうだとしても。

私は、生きる。

いつかまた、あなたに会える、

そんな奇跡を、信じて、、、、、、

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