登場人物の意外な共通点とは!?

 詩や作中の比喩表現ばかり紹介すると裏話にならないため、次に『登場人物たちの意外な共通点とは!?』というテーマで、少し進めていきたいと思います。


 今作『命の天秤』に登場する人物の中で、主人公の高村 香澄と彼女のルームメイト マーガレット・バートンにはある共通点があります。その共通点とは、いずれもが使用されていることです!


 最初にという名前についてですが、これは「かすみ草」という花から取りました。かすみ草について軽く説明しますと、結婚式の花束のブーケとして使用されることが多いです。特に他の花との相性が良く、複数の花と組み合わせることで見栄えが良くなります。

 花言葉は「夢心地」「清らかな心」「幸福」などがあり、原産地はアジア・ヨーロッパです。名前の由来については、白い花をつける様子が春のかすみに似ていることが関係しています。また英語だと「baby's breath」と読むこともあり、もしくはという意味があります。


 続いてという名前についてですが、これも「マーガレット」という花から取りました。三月から六月に咲くことが多く、公園の花壇やガーデニングなどでも見かけることが多いため、比較的知名度が高い花です。色もピンクから黄色など様々で、「恋占い」「信頼」「真実の愛」などの花言葉があります。


 さらに多くの場面で香澄やマーガレットたちを支えた女性として知られるフローラについても、こんなことが関係しています。

 とはローマ神話に登場する女神の一人で、春と豊穣とをつかさどる神様です。ここでも花の歴史が関係しており、3していたのです!


 そして心の天秤 第二話『作品が誕生したきっかけ』の後半でご紹介した話にも、望月 あおいという少女が登場します。勘の良い方ならもうお分かりかと思いますが、ここでも私は使しています。

 別名「タチアオイ」とも呼ばれるという花は、ピンクや白・オレンジなど色んなバリエーションがあります。葵の花言葉は「気高く威厳に満ちた美」「豊かな実り」といった意味があり、子どもの名前としてもとても人気があります。


心の天秤 第二話『作品が誕生したきっかけ』

https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054885032493/episodes/1177354054885033309


 ですのでこの物語も含めますと、計四名の女性に何らかのが使用されていることになります。


 この花に関係した女性が話に登場するということは、私なりのちょっとしたのようなものです。なので厳密には何の意味もありませんが、知れば“なるほど!”と思っていただけるような、ちょっとした裏話になっています!


 次回もあっと驚くような裏話をご紹介出来れば……と思っております。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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