第41話 薬はつぎつぎ変わっていく
精神科の医師はわりと高齢な女性です。小柄でシャキシャキしていて猫が大好きです。
漢方も診るし新薬もばんばん試す、効き目が薄いと思ったらばんばん薬を変える方針です。漢方は諸症状にあわせていく対症療法なものらしいので、その考え方なのかもしれません。
薬をころころ変えることには、きっと賛否両論あるのでしょう。私の場合は薬が変わってもたいした変化がない時と、はっきりと改善する時があって、ころころ変更方式は身体にあったようです。
そうやって自分の身体で試しながら効く薬を探して、少し良くなってはまた落ち込む、また薬を変えて少し良くなってはまた落ち込む。そうやって少しずつ行ったり来たりしながら上がっていきました。
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