応援コメント

       静かなる怪人<中編>」への応援コメント

  • うーん、『面白くない』とも『つまらない』とも違うのですが、私にはあまり合わなかったって感じですかね。
    感じたのが、作者さんのクセです。
    一つ一つの地の文が終始短い。
    『状況説明』や『心理状態』を短い文章で重ね続けている。
    淡々と事実のみを書き並べている。
    そのせいと言いますか、小説を読んでいるというより、ドラマの脚本を読んでいるような感覚でした。
    読者ではなく、役者に向けた文字を読んでいるような、そんな感覚。

    もちろん私がそう感じただけであって、こういう文体が悪い訳では決してありません。むしろ20~30年前の小説ってのはこういう感じの文体が多いですし、こちらの方が好きって方も多いと思います。

    ただ、やっぱり私には合わなかった。
    地の文で程よい長さの文字を読むのが好きな――本を読んでいる! って雰囲気が好きな私としては、物足らなさを感じました。
    過分に個人的な意見になってしまい申し訳ないです。

    作者からの返信

    はじめまして、ご感想を頂きありがとうございます。
     
    本作を書く時、ちょうど、くどい(と自分で思っていた)文体から脱却して簡潔・かつ直感的なものを目指しはじめたので、
    その弊害が出たのかも知れませんね。
     
    作品のコンセプト上、淡々とボケるようなものを狙っていたのもあり、
    そこの配分がうまく行ってなかったとしたら、また一考の余地ありかも知れません。
     
    貴重なご意見、ありがとうございました。