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2020年7月4日 14:42
うーん、『面白くない』とも『つまらない』とも違うのですが、私にはあまり合わなかったって感じですかね。感じたのが、作者さんのクセです。一つ一つの地の文が終始短い。『状況説明』や『心理状態』を短い文章で重ね続けている。淡々と事実のみを書き並べている。そのせいと言いますか、小説を読んでいるというより、ドラマの脚本を読んでいるような感覚でした。読者ではなく、役者に向けた文字を読んでいるような、そんな感覚。もちろん私がそう感じただけであって、こういう文体が悪い訳では決してありません。むしろ20~30年前の小説ってのはこういう感じの文体が多いですし、こちらの方が好きって方も多いと思います。ただ、やっぱり私には合わなかった。地の文で程よい長さの文字を読むのが好きな――本を読んでいる! って雰囲気が好きな私としては、物足らなさを感じました。過分に個人的な意見になってしまい申し訳ないです。
作者からの返信
はじめまして、ご感想を頂きありがとうございます。 本作を書く時、ちょうど、くどい(と自分で思っていた)文体から脱却して簡潔・かつ直感的なものを目指しはじめたので、その弊害が出たのかも知れませんね。 作品のコンセプト上、淡々とボケるようなものを狙っていたのもあり、そこの配分がうまく行ってなかったとしたら、また一考の余地ありかも知れません。 貴重なご意見、ありがとうございました。
うーん、『面白くない』とも『つまらない』とも違うのですが、私にはあまり合わなかったって感じですかね。
感じたのが、作者さんのクセです。
一つ一つの地の文が終始短い。
『状況説明』や『心理状態』を短い文章で重ね続けている。
淡々と事実のみを書き並べている。
そのせいと言いますか、小説を読んでいるというより、ドラマの脚本を読んでいるような感覚でした。
読者ではなく、役者に向けた文字を読んでいるような、そんな感覚。
もちろん私がそう感じただけであって、こういう文体が悪い訳では決してありません。むしろ20~30年前の小説ってのはこういう感じの文体が多いですし、こちらの方が好きって方も多いと思います。
ただ、やっぱり私には合わなかった。
地の文で程よい長さの文字を読むのが好きな――本を読んでいる! って雰囲気が好きな私としては、物足らなさを感じました。
過分に個人的な意見になってしまい申し訳ないです。
作者からの返信
はじめまして、ご感想を頂きありがとうございます。
本作を書く時、ちょうど、くどい(と自分で思っていた)文体から脱却して簡潔・かつ直感的なものを目指しはじめたので、
その弊害が出たのかも知れませんね。
作品のコンセプト上、淡々とボケるようなものを狙っていたのもあり、
そこの配分がうまく行ってなかったとしたら、また一考の余地ありかも知れません。
貴重なご意見、ありがとうございました。